一筋縄ではいかないアカムツジギング。とはいえ、狙い続けることで見えてきたことも。今回は、ヒットパターンについて解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
ジグで狙うアカムツ
スローピッチジャークが認知されるようになり、ジグで狙えるターゲットは格段に増えました。アカムツもその代表的なターゲットだと思います。一癖も二癖もあるターゲットがアカムツですが、ジグで狙い続けることで何かしら見えてくるものがあるように思います。
ジギングで釣るには、けして簡単なターゲットではないアカムツの釣れたパターンを考えることでイメージを膨らませて今後のアカムツ攻略の糧に出来ればと思います。
アカムツジギングは難しい
2014年からアカムツジギングに取り組んでますが、アカムツは何度釣っても難しい魚だと思います。その理由は、やはりたくさん釣れないことが一番の理由です。
一般的な魚なら、ある程度の数を釣り上げることでバイトするパターンを数多く経験できて、その魚のクセ、習性などを理解出来るでしょう。このジグへこう反応するからこうしよう、などとその魚のことを理解することで、ジギングという想像の釣りの理解が進み、その魚の釣り方が構築されていくように思います。
アカムツはその点で考えると圧倒的に釣れないので、どうしてもアングラーの理解度は経験値の無さから進みにくいものです。
ジャークパターン
ジグを動かすジャークという動作から釣れるパターンを見てみると、数パターンあることがわかります。
スロージャーク+フリーフォール
スローに大きくジグを上方に動かし、ティップが返った後、ジグをフリーフォールさせる。
スロージャーク+テンションフォール
同様にジグを跳ね上げ、ティップが返った後、張らず緩めずでテンションフォールさせる。
ショートピッチジャーク
1段強めのロッドを用いて、リールのキックを併用して素早くジグを飛ばすイメージで操作する。
スローリフト
ロッドティップは返さずにジグの重さを受け止めながら、ジグのリフト&フォールを繰り返す。
いずれのロッド操作でも、アカムツのバイトを得ています。青物ジギングでのジグ操作のイメージが強いアングラーには違和感があると思いますが、アカムツは特にジグが横にならなくてもバイトしてきます。