5月27日、琵琶湖で日本固有の鱒『ビワマス』を狙ってトローリングしてきました。一昨年にチャレンジして、その楽しさと魚の美しさにハマった。さらにその美味しさに驚愕、すっかり虜に。今年も5月27日にチャレンジして来たので、レポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
52cmビワマスが浮上
やがて、右舷のダウンリガーに激しいバイト。魚がバイトした勢いでクリップからラインが抜けたので良型とわかる。ロッドを持つと底に向かってガンガンと引かれる。いつもの癖で強く引かれるとリールを巻く手を止めてしまいそうになるが、それがバラシの原因。ドラグを信じて一定スピードで巻き取ると船の後方にドジャーが浮いた。
小さいとその後方に魚も浮いてしまうのだが、コイツは底に潜ろうと激しく抵抗を繰り返す。タイミングを合わせてキャプテンが構えるネットに入れてキャッチ。体高のある52cmビワマスで惚れ惚れする魚だ。
50cm級ビワマス連発
良い群れに当たったのだろう、良型が続く。Kさんが50cmに迫るビワマスを捉えて、次はダイバー(潜行板)をセットしたタックルがブチ曲がる。L君がファイトしダイバーからの長いリーダーを私が手繰って54cmをキャッチ。これが当日の再長寸となった。
良型中心に入れ替え成功
白石を抜けてしばらくするとバイトが止まったが、既にリミットの15匹をキャッチしていたので、そのまま港方面の安曇川河口へむかう。琵琶湖のど真ん中ではバイトは無く、岸に近づき水深70mラインからぽつぽつとアタリだした。終盤も型が良く、30cm級は早々に入れ替え、最終的には40cm級も入れ替えに成功したが、ランカーサイズが出なかったのが心残り。
とはいえ沖上りの13時で54cmを頭に15匹をキープし、リリースも多かったので大満足した。ビワマスは、これからTOPシーズンを迎える。皆さんも挑戦してみてはどうだろうか。トローリングなら持ち帰りのクーラーBOXさえあれば大丈夫ですよ。
<田中耕二/TSURINEWSライター>
琵琶湖