花冷えの候、朝は霜が降りるほどの寒さを感じる今日このごろ。そんな肌寒いなか、長野県・平谷村は多くの釣り人でにぎわいを見せていた。4月13日に訪れたのは平谷湖フィッシングスポット。4月8日に再オープンしたばかりの釣り場だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河)
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ダートアクションでヒット
トーナメントエリアに移動すると、日光を嫌ってか魚はボトムに着いている様子なので、ルアーはダートアクションが得意なシャインライドをチョイス。ボトムでしっかりとダートさせてやると1投目からヒットしてきた。
![エリアトラウトでのトップゲームでニジマス乱舞【長野・平谷湖フィッシングスポット】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/05/20230428cb0601.jpg)
そこから連発して、20~35cmほどのニジマスがバイトしてきてくれた。その後もカラーを変え、アクションも1/2→1回転にしたりと、変化をつけながら1時間ほど連発を楽しんだ。
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少しすると日が傾き始め、次第に影ができるようになってきた。このタイミングで、ボトムに張り着いていた魚たちが一斉に浮き始めた。
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トップゲームにトラウトが狂う
そこで、今度はスプラッシュトップにルアーチェンジし、激しめのアクションで誘ってやると、狂ったように魚たちが沸き始める。
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しかし、魚も狂いすぎてミスバイト連発で、なかなかフッキングには至らず……。そこで、姿勢の安定するポッピンバグにルアーチェンジすると、バチッとハマったのかそこからエンドレスで釣れ続ける。
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正直トップウォーターでここまで釣れたことはなかったので、驚きを隠せなかった。
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途中ペレットタイムもあり、最後の最後までひたすらトップが強い展開で今回の釣行は幕を下ろした。
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パターンを探せ
今回、バラシが多く大物をキャッチすることはできなかったものの、数釣りでは今まで味わったことがないほどの釣れっぷりに、平谷湖の素晴らしさを存分に味わえた釣行だった。釣果としては2ケタ止まりではあるものの、朝から数釣りに専念すれば余裕で大台の3ケタはいけたのではないだろうか。
![エリアトラウトでのトップゲームでニジマス乱舞【長野・平谷湖フィッシングスポット】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/05/20230428cb0612.jpg)
今回数釣りに関しては、序盤ダート系、後半トップで抜群の反応を見せたが、当然のことながら季節の進行やその日の状況でパターンは変わる。そのパターンを見つけ出すのがエリアフィッシングの醍醐味でもあるが、どうしてもハメられない人は服部さんをはじめとするスタッフに聞いてみてほしい。
レジャーに最適
平谷湖フィッシングスポットでは、コテージやバーベキュー場も併設されており、泊まりで楽しむことも可能。もちろん釣ったニジマスを焼いて食べることもできる。そのための魚さばき場も完備している。他にもレンタルタックルはもちろん、ほぼ毎日初心者ルアー教室が無料で行われている。スタッフが場内を回るので、釣り方が分からない場合やアタリが出ないという人は、声をかければ丁寧に教えてくれる。
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したがって全く釣りが初めてという人でも、十分すぎるほど楽しむことができるだろう。もちろん手ぶら釣行もOK。受付では氷や発泡スチロールも販売されている。
初日は昼から釣りをして、夕方バーベキューを楽しみ、夜はコテージに泊まって翌日の午前中釣りをして帰る……なんてプランも可能。家族や気の合う仲間同士、カップルで出かけてみてはいかがだろう。
<週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河/TSURINEWS編>