九州地方では、イシダイの乗っ込みがはじまった。この季節に釣れるイシダイは脂がのっておいしい。今回は豪快さが売りでもある「イシダイの網焼き」を紹介する。「イシダイの網焼き」は、釣り人ならではの豪快な料理だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
イシダイの旬
九州地方のイシダイは、春から初夏に旬を迎える。この時期がノッコミ期にあたり、丸々と肥えている。その後は、夏に産卵を終えたら秋口までやや味が落ちる。ふたたび脂がのりはじめるのは初冬といわれる。
釣り場での下処理
釣れたイシダイはナイフなどを使って絞め、クーラーに収める。ストリンガーに掛けて生かしておくと、サメに持っていかれるので注意した方がよい。
自宅での下処理
持ち帰ったイシダイは、シンクに移して水洗い。
次に頭とワタを取り、ウロコを剥ぐ。水道水を当てながらおこなうと、あまりウロコが飛び散らない。
![釣魚で作る「釣り人メシ」レシピ:イシダイの網焼き ぶつ切り&直火で豪快調理](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/04/dea876907b7628039f73ad2b0fb55554.jpg)
小分けにぶつ切り
下処理を済ませたら、まな板にのせてぶつ切り。40cmまでの小型なら二等分。これ以上のサイズだと3等分にするといいだろう。
切り目を入れる
ぶつ切りにしたあとは、皮目に切り目を入れていく。切り目を入れることで、食べやすくなるうえ火の通りもよくなる。
![釣魚で作る「釣り人メシ」レシピ:イシダイの網焼き ぶつ切り&直火で豪快調理](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/04/91074a2e5101c0a0fb2bfdb6e1356002.jpg)
香ばしく網焼き
切り目を入れたあとは、軽く塩を振り、網に乗せて焼く。直火で焼くことにより、脂が「ブチブチ」と音を立て、香ばしくなる。酒の肴はもちろん、ご飯のおかずにもなる。
![釣魚で作る「釣り人メシ」レシピ:イシダイの網焼き ぶつ切り&直火で豪快調理](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/04/8260e69fa0300028e346e2b4149fcbc4.jpg)
冷凍保存と解凍
すぐに食べない場合は、キッチンペーパーに包んで冷凍する。
解凍する際は冷蔵庫内でゆっくりと。キッチンペーパーが適度にドリップをおさえ、冷凍とは思えないほどの鮮度だ。
![釣魚で作る「釣り人メシ」レシピ:イシダイの網焼き ぶつ切り&直火で豪快調理](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/04/b59b12b5bcefaec156127aa8519c1d81.jpg)
<松田正記/TSURINEWSライター>