大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ

チヌというのはなかなかわからない魚である。私の主な釣り場の大阪湾奥では、また非常に個体数が多いので、「これ、なんで釣れてるのかな?」と思うことも多い。厳冬期にも必ず釣れたりするし……。先日もメバリングでチヌ2枚が出た。これは産卵チヌだろうか?

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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続けて46cmチヌ登場

フシギなのは、釣りを再開して、またすぐに、もう一回りでかいチヌがきたのである。

しかもこちらはPE0.1号。あまり引かずに浮上してきたのは、なんだかなー、という感じだった。いやもしかしたらこのチヌ、産卵のパターン、いわゆるノッコミなのだろうか?

そういえば、産卵のチヌはあまり引かないと聞いたことがある。壁ピタすぎるのも、卵を産んでいるのだと考えれば、合点がいく。なるほど。

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ大阪湾奥で釣れた46cmの良型チヌ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

メバルは2尾のみ

2枚連続のビッグ本チヌ。満足のいく釣果となった。ただ、あくまで本命はメバルだったので、そっちはちょっと微妙な結果に終わる。メバルはこの日、2つだけ……。

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ大阪湾奥で釣れた小型メバル(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ノッコミチヌをLT化できるか

筆者は毎夏、チヌをLT化して釣っている者である。メバルタックル流用のライトブリームといって、すでに確立された釣りといっていいと思う。

しかし、夏にはハゼなどを食うチヌやキビレを2inchワームで狙うわけだが、春のノッコミ時は、どうすればパターン化できるだろう?

ベイトが小さい?

私はノッコミというものを、そもそもよく知らない。どちらかといえばエサ釣りの用語だろうし、研究が必要だ。ただ、たぶんチヌのメインベイトは、春時期が小さくなるのではないだろうか?

お腹にたまごがいっぱいという体内では、胃が圧迫されて動きにくい状態だろうし。実際この日も食ってきたワームは、アジング用の中でも小さい1.5inch級だった。

大阪湾奥メバリング釣行で46cm頭に良型チヌ2連発 メバルは小型2尾のみ小さなワームで釣り上げた乗っ込みチヌ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ふわ釣りでいこう

もともと私がライトブリームの可能性に気付いたのも、夏の豆アジを追っていたら、キワに流れたワームに妙にチヌが食ってくることが連発したからだ。おそらくアジング・メバリングのワームと、チヌの相性はいいのだろう。

ただ、夏のチヌは確信的にキワをリトリーブすることが多い一方、今回のノッコミチヌは、0.6g程度のヘッドのふわ釣りで釣れた。これは次回以降、春時期のチヌを狙うならば、まず試さなければならない釣法になるだろう。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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