昨年秋の数釣りシーズンは貧果だったティップラン。せめて春は良型にあやかりたいと3月27日、三重県志摩市片田の遊漁船に単独釣行した。昨年秋から志摩沖のティップランは大きくさま変わりしている。エギを大きくダートさせないとアオリイカが抱いてこないからだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)
厳しい状況で良型確保
そして船長は湾内に船を進め、期待のキャスティングを始めた。思ったより風が強く、また潮の流れと風の向きも悪く、エギがミヨシ方向に流されてしまう。
隣のアングラーと協力し合いながら交差してキャスティングしたが、反応はない。諦めかけていた時に隣のアングラーにヒット。ミヨシの船べり下でヒットさせた。1kg弱だったが、右舷で私がタモ入れを行った。
この後午後2時まで粘ったものの、残念ながらノーヒット。船中4匹と極めて厳しい春イカ釣行となった。桟橋で検量すると、2270gと久しぶりの2kgアップ。厳しいなかで釣ることができたのは、名手の釣り方を参考にできた賜物だと思っている。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋/TSURINEWS編>
出船場所:志摩市片田