船のコマセ釣りで42cm頭にイシダイ連打【大分・こざくら丸】船中50cm級も顔見せ

船のコマセ釣りで42cm頭にイシダイ連打【大分・こざくら丸】船中50cm級も顔見せ

3月15日、小潮。イシダイ狙いで大分県国東市・こざくら丸を乗り合いで利用した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

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船釣り エサ釣り

イシダイ狙いのコマセ釣り

午前6時出港。エサはボイルのオキアミを船が用意してくれるが、私はこれをまきエサ(コマセ)専用にして、つけエサには生イキくん(2L)を使用している。

第1投。着底後、2m巻き上げてアタリを待つ。すると、すぐにコツコツとアタリがあった。早アワセが良いと説明を受けていたので、アワセるとヒットした。そして、かなり強い引きでラインが出され、根に潜られてしまった。ドラグは強めに設定したつもりだが、少し弱かったようだ。

船のコマセ釣りで42cm頭にイシダイ連打【大分・こざくら丸】船中50cm級も顔見せイシダイ狙いの仕掛け(作図:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)

自己記録40cmイシダイ登場

その後、根に掛けてしまい、再び仕掛けをロストしてしまう。すでに好調な人は3尾釣り上げていた。焦る気持ちを抑え、仕掛けを交換し、自分の釣りに集中した。すると、コツコツとアタリがあり、そのアタリが終わる前にアワセを入れるとヒットした。

かなり強い引きでラインが少しだけ出されたが、ドラグを強めに設定しなおしたこともあり、何とか根から離すことはできた。巻き上げスピードを20にし、途中で強い締め込みを楽しんだ。水面にイシダイの姿が見え、慎重にタモ入れする。初めてシマが消えかかっているイシダイを釣り、嬉しさ爆発だ。大きさも自己最高記録となる40cmだった。

本命イシダイを連釣

私はおいしく食べることにこだわるので、脳ジメしてから血抜きをし、すぐに冷海水にしてあるクーラーに入れた。時合いが短いこともあるので、釣果を重視する場合は、ここまで処理に時間をかけなくてもよいと思う。

その後、アタリはあるものの、ヒットに持ち込めない展開が続いたが、ウマヅラハギが続けて船上に上がっているのを見て、仕方がないと思った。しばらくはイシダイがヒットしないかもと思っていたら、早アワセにガツーンとヒットした。油断禁物である。まずまずの引きで37cmのイシダイだった。

そして、10時すぎに今までの引きより若干弱かったが、気持ちよい締め込みを楽しみ、30cmのイシダイを追加した。当日唯一のエダバリに掛かった魚である。

42cm浮上でサイズアップ

さらに、その後すぐにガツーンとヒット!先ほど釣ったイシダイとは違い、最初に釣ったイシダイと似ており、ラインが少し引きだされ、締め込みも強い。水面近くになっても何回か強い締め込みがあり、バレないかとヒヤヒヤしたが、何とかタモ入れに成功した。

42cm、1.2kgのイシダイだった。当日2回目の自己記録更新である。

最終釣果

その後、マダイとカサゴ(アラカブ)を1尾ずつ追加した。

午後0時30分ごろに納竿。釣果は30cmから42cmのイシダイ4尾、45cmのマダイ1尾、25cmのカサゴ1尾だった。

念願の40cm、1kgオーバーのイシダイを釣ったが、船上では50cmオーバーのイシダイも上がっていたので、次は50cmオーバーのイシダイを目標に挑戦する予定にしている。

<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
こざくら丸
出船場所:安岐港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年4月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。