オフショアジギング釣行でワラサにホウキハタにマハタ登場【三重・熊野】

オフショアジギング釣行でワラサにホウキハタにマハタ登場【三重・熊野】

釣り仲間4人で、三重県・熊野沖でスロージギングを楽しんできた。当日の釣果はワラサ1匹、ホウキハタ54cmまで3匹、マハタ、その他カサゴなど。強風で短時間ながらも釣果に恵まれ、熊野の豊かな自然を実感できた釣行をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河)

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ソルトルアー オフショア

自身最大の54cmホウキハタ浮上

2流し目は瀬の際を通す。流し始めて早々に、再び仲間のロッドがぶち曲がった。上がってきたのは本命ホウキハタだ。

これは期待大だと、シャクること20分。着底から2シャクリ目でゴンッと力強いバイトが襲った。すかさずフッキングを入れると、グンとロッドが弧を描く。ボトム際のバイト、そしてトルクのある引きはハタの特徴といっていいだろう。バラさないように慎重に上げてくること3分、茶色い魚体が浮かび上がった。本命ホウキハタのお出ましだ。

リアフックが上アゴにがっつり2本、気持ちのいいフッキングができていた。サイズは54cm。

ホウキハタはもちろん、今まで釣ってきたロックフィッシュの中での最大サイズに、思わず顔もほころぶ。

オフショアジギング釣行でワラサにホウキハタにマハタ登場【三重・熊野】トルクフルな引きを楽しませてくれたホウキハタ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河)

朝のフィーバータイムを楽しんだ後は、さらに沖の瀬に移動する。釣り仲間がマハタやホウキハタを掛けるなか、私はウッカリカサゴやアヤメカサゴなど、おなじみの魚たちがお目見えしたものの、大型のロックフィッシュは現れなかった。

最終釣果

昼ごろから北東の風が強く吹く予報だったため、名残り惜しいところではあるが、早めの納竿となった。

全体釣果はワラサ1匹、ホウキハタ54cmまで3匹、マハタ、その他カサゴなどなど。短時間の釣行ながら、これだけの釣果に恵まれたのも熊野の豊かな自然が育んだものなのだと感じた。

オフショアジギング釣行でワラサにホウキハタにマハタ登場【三重・熊野】船中で上がったホウキハタとマハタ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河)

この素晴らしい環境を守っていくためにも、ゴミのポイ捨てや過度なキープなど、一時の感情に身を任せた行動を取るのではなく、1つ先の未来を見据えた行動を心がけたいところだ。

<週刊つりニュース中部版APC・山根嶺河/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年3月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。