シンプルなタックルゆえに、テンカラを初めてみたいという方も多いのではないだろうか?しかし、そのマニアックなスタイルから入門のハードルは意外に高い気がする。ならば、釣り教室を利用するのが早道ということで、今回筆者は「TOKYOトラウトカントリー」のテンカラ教室に参加してきたのでその模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
まずは座学&仕掛け作り
座学では渓流釣りのルールやマナー、狙うタナの重要性、天然魚と養殖魚の狙い方の違いなどを詳しく教えて貰うことができた。
次に仕掛けづくりが始まる。筆者はラインを持っていなかったのでその場で購入。
竿の伸ばし方と仕舞い方、糸の結び方から穂先への取りつけ方など丁寧な説明があり、テンカラのみならず釣り初心者にも分かりやすいと思った。
キャスティングの練習へ
ファミリーポンドへ移動してキャスティングの練習がはじまる。
まずは先生がキャスティングからアタリの取り方、そして実際に魚を掛けて、取り込みまでのレクチャーを行う。その後一人ひとりマンツーマンでキャスティングの指導を受ける。
ロッドはレンタルすることも可能だったが、筆者は今年発売になったばかりの「天平テンカラ33」を持ち込んだ。
すると、この竿独自の特徴を生かした竿の握りや振り込み方まで教えていただき、持参してよかったとつくづく感じた。
ポイントへのアプローチ術
キャスティングの練習も一通り終えると、次にポイントへのアプローチとポイントの見つけ方の説明がはじまる。
岩などに隠れながら川下からポイントへ近づくことの重要性や、魚の付きそうなポイントを教えて貰うことができた。
当日は先生も「珍しい程、水量がない。コンディションはかなりよくない」といいながらも、ここでも見事に1匹釣り上げ、およそ3時間で釣り教室は無事に終了。その後は自由時間となった。