この時期、私がひそかに楽しみにしている新子タチウオ。伊勢湾奥では初夏と冬の年2回接岸するパターンが多く、当たり年ともなれば数釣りの期待も大きい。ただ今年の状況はちょっと微妙だ。ハズレ年ではないにしても、一筋縄ではいかない日が続いている。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
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名古屋港でも良型数釣り
続いては16日、愛知県弥富市の名古屋港西部。この日は強風だったので、まずは足元でアナゴを狙う。
午後7時に仕掛けを投入すると、この時期には珍しく良型が連発。1時間半で10匹キャッチできた。
![伊勢湾奥の波戸ルアー釣りで新子タチウオ好調 2桁釣果に満足](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/20230210cb2505.jpg)
アナゴの時合いが終わったところでタチウオに変更。3gのジグヘッドで探ると、着水後のフォールで突き上げるようなアタリが出た。とはいえ一瞬テンションが抜けるだけだ。
そこで4gのダートヘッドに変更。リアクションで食わせる作戦が効いたのか、何とか数匹キャッチできた。ただイトフケでフッキングが決まらず、バラシも目立つ。
メタルジグでもヒット
そこで最後は5gのメタルジグ。このウェイトになればいくらかは快適だ。キビキビした動きで誘っていくと予想通りにヒット。結局10時までに6匹キャッチした。難しい状況だったが、あの手この手で試行錯誤するのもまた楽しい。
![伊勢湾奥の波戸ルアー釣りで新子タチウオ好調 2桁釣果に満足](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/20230210cb2504.jpg)
例年通りなら2月ごろまでは狙える。居場所さえ見付ければ何らかの反応はあるので、あとは腕次第。釣りモノの少ないこの時期、一度狙ってみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
名古屋港