世界自然遺産『小笠原諸島』でアジング釣行 30cm級がアベレージで連発

世界自然遺産『小笠原諸島』でアジング釣行 30cm級がアベレージで連発

仕事で訪れた、絶海の孤島、小笠原諸島(東京都)にて釣りを楽しんだので、番外編としてリポートする。

東京都のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・鈴木泰也)

アバター画像 TSURINEWS編集部

ソルトルアー ショア

小笠原諸島でライトゲーム釣行

1月18日、東京竹芝桟橋よりフェリー小笠原丸に乗船し、24時間の航海。19日から4日間の滞在、仕事の合間にナイトゲームと空き時間の釣りを行う予定だ。

世界自然遺産『小笠原諸島』でアジング釣行 30cm級がアベレージで連発タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・鈴木泰也)

東京都心から1300km離れた小笠原・父島は1月でも気温20度ほどで薄手の長袖シャツ1枚ですごせる気候で快適。夜は少し冷えるがトレーナー程度で十分だ。日中は海での潜水調査を終え、夕食後に同僚とライトタックルを持ち、小笠原丸が停泊している近く青灯台の堤防へ。ここは常夜灯があり、足場もよく観光客や地元の人も多く釣りを楽しむ場所。

足元にはカラフルな魚が泳ぎ、サンゴが点在する。同島へは5度目なのでどんな釣りができるのかすでに経験済み。ナイトゲームで狙う魚はメアジとエギングでアオリイカだ。

メアジ&ギンガメアジ登場

まずは同僚にタックルを渡し、簡単にレクチャー。ジグヘッド5gに4inchワームのリグ。キャストしリトリーブすること2投目、ロッドが曲がっている。「なんか来ました」と同僚。「慌てずゆっくり巻いて」と私。引きを楽しんで上がって来たのは狙い通りのメアジ。サイズは30cmとこれがアベレージで小笠原のアジングである。

世界自然遺産『小笠原諸島』でアジング釣行 30cm級がアベレージで連発小笠原諸島で釣れたギンガメアジ(提供:週刊つりニュース関東版APC・鈴木泰也)

繊細な本島のアジングと違い、シーバス釣りのようなリグで簡単に釣れてしまうので、ルアー初心者でもストレスなく楽しめる。コツをつかめばあとは時合い次第で数釣り。時折海面でライズがあれば確実にアタる。ワームがズレるとダメなので、修正しながら丁寧に釣り、15尾釣ったところで明日の仕事もあるので宿へ。

翌日の夜はエギングもしてみたが、アオリイカはまだ早い様子。昨年2月には2kg級を釣っているのだが……。この日はメアジとギンガメアジも釣れ楽しむことができた。

ジグヘッドでもヒット

そして日中は潜水調査でボートで移動し、船上で昼食時間の合間にモバイルタックルでちょい投げ。これが実に楽しい時間。先ほど潜水し魚を見ているので、どのように魚が泳いでいるのか頭の中に映像が残っている。メタルジグ、プラグをキャストしても反応がないのでジグヘッド7gに4inchワームで釣るとガツンとヒット。

ドラグが鳴る引き、サンゴがある根に潜られるのでやや強引にやり取りしてみたが、軽くなりバラしてしまった。ジグヘッドの太軸のハリが伸ばされていた。次を狙うとドラグを鳴らすいい引きだったが、今度はブレイク。この日は残念ながら休憩時間も終わりタイムアウト。

次のページで60cm超えバラハタが浮上!