味よし風味よしだが、全国生産量のわずか3%の希少価値、千葉ブランド、ちば海苔について今回は書いてみたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
最高の品質と栄養
生産数は全国のわずか3%という希少価値の高い海苔でもあるちば海苔は、格付けが厳しく、 検査場での検査も等級が付けられしっかりしています。千葉の霊峰清澄山からの清水が流れ込む小櫃川、そして小糸川。この大きな河川が山からの栄養をたっぷり含み、最高の味と品質の海苔が出来上がるのです。
おにぎりに巻いても美味しいし、熱いご飯を巻いて食べても最高。もんでお味噌汁などに入れても良いし、お雑煮にも合う。独特の海の香りと歯ごたえ、とろける美味しさは文書には表わせません。
栄養豊富
海苔には良質のたんぱく質、カリウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル類、ビタミン類や食物繊維もたっぷり含まれている最強の健康フードです。
食害や環境変化の脅威も
近年はクロダイの食害、温暖化による海水温の上昇、台風などによる流木の被害などが千葉の海苔の生産を脅かしています。また、雨不足で雨が降らなければ山からの栄養が不足し、品質が落ちます。
この美味しくて栄養最強の海苔、ちば海苔。貴重な海の恵みをいつまでも食べられる未来にしたい。筆者はそう強く思うのでした。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>