同じ東京都とは思えないぐらい綺麗な海に四方を囲まれた伊豆諸島。その中でも伊豆大島は最もアクセスしやすく、釣りができる場所も豊富にあります。2022年最後の釣り、伊豆大島での良型メジナ捕獲で締めるべく、年末手前の12月20日、勇んで島にやってきましたが果たして釣果は?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター桂宏樹)
2日目も岡田港で釣り開始
宿で朝風呂、朝食を終えて再度岡田港先端の角へ。昨日は左側を中心に狙いましたが、今回は右側で仕掛けを投げてみることにしました。ケーソンが足元から深さ4m前後、10mぐらいまで続き、そこから一気に深くなる形を取っています。最初オモリなしで始めましたが、昨日と違い20cm前後のイサキやイスズミ、30cm未満のメジナが釣れる状況です。イサキの層とイスズミの層が重なっているのでしょうか。
仕掛け微調整
一時間弱ほど続けて成果が出ないため仕掛けを若干変更しました。ハリス5m、ウキG2半遊動、ウキ下4m、ジンタンG4をハリから50cm、ハリはファイングレ5号。この仕掛けでケーソンの切れ目にエサが落とすべく、まずはやや遠方にキャスト。着水ポイントから切れ目上に来るようにウキを引っ張り、ライン調整しながら沈ませていきます。
尺超えメジナ登場
11時ごろ、エサだけ取られつづける状況が続いたため、魚全体の活性が若干上がったと判断し、ハリを「掛りすぎクチブト5号」に交換。イサキが最初は交じるも、暫くして、気持ちよくウキが沈みました。
ケーソンやテトラに入り込まれないよう最初は上に潜られないように引っ張り上げ、魚形が見えてきたら無理せずやり取り。釣れたのは30cmクチブトグレ。続けざまにクチブトグレ32cm。文字通りやっとつれたという感じです。まだまだ、海水冷え切らない12月中旬、30前後でもそこそこの引きを楽しめます。2匹とも今後の成長期待してリリース。
反応なくなり納竿
これからかなと思う2匹でしたが、この後まったく反応がなくなり、さしエサも残ったままになりました。
ウキを3Bにして更にジンタンを追加し、ウキ下6mまで伸ばしてみましたが効果ありませんでした。全遊動で試してみようかと思いましたが、帰りの大型客船さるびあ丸が海上に姿を現したため、14時過ぎたところで納竿となりました。
リベンジ誓う
14時30分の大型客船に乗り、伊豆大島をあとにしました。30cmを超えるメジナを何とか釣り上げることもできましたが、40cm超えを釣ること叶わず厳しい遠征でした。完全な不完全燃焼です。このまま2022年終わるのも釈然としないので、26日初島での釣りを急遽計画しようと思います。帰宅したら道具を洗って次の釣りに向けての準備をしようと思います。
<桂宏樹/TSURINEWSライター>
岡田港