同じ東京都とは思えないぐらい綺麗な海に四方を囲まれた伊豆諸島。その中でも伊豆大島は最もアクセスしやすく、釣りができる場所も豊富にあります。2022年最後の釣り、伊豆大島での良型メジナ捕獲で締めるべく、年末手前の12月20日、勇んで島にやってきましたが果たして釣果は?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター桂宏樹)
東京都伊豆大島
東京都伊豆大島は伊豆諸島の中でも最も本土に近い場所にあり、高速ジェット船なら約2時間、調布飛行場からは約30分で到着するアクセスしやすい離島です。大型客船だと時期により6時間から8時間船内泊を伴いますが、慣れてくると寝て起きたら釣り場に、朝まずめ前に到着できるというメリットもあります。
島内周回道路が整備され東西南北移動が楽で、釣りができる堤防や地磯も多数あり、エサに関しても釣具店ほか、お土産屋さんでも付けエサ等を扱っていて非常に釣りがしやすい離島です。
高速船を利用
伊豆大島は3年前に本格的に釣りを始めるきっかけになった思い出の地であり、毎年この時期になると一年の締めくくりで訪れています。今回は1泊2日で挑むことになりました。
今回は船内が広くない高速船での移動になりますので、余計な荷物を省いてなるべくコンパクトになるようにします。ウキの数やハリスの数、釣り竿の本数、リールの本数から着替えの量など見直して置いていきます。高速船での移動はある程度の大きさ以上の荷物は追加料金が掛かりますので注意しましょう。
岡田港の釣り場紹介
今回は伊豆大島の数ある釣り場の中でも、北東側に位置する岡田港で行いました。岡田港は根元から先端まで非常に長い堤防で、船が不在時の早朝や夕方以降等はかなりの釣りスペースがある場所です。全体が海に突き出ている構造のため潮の流れもよく、周りは砂地が広がりますが、港全体にテトラポットが多数存在するため様々な魚種が釣れます。今回は到着した際にたまたま先端が開いていたため、入らせて頂きました。
注意点ですが、岡田港は伊豆大島の主要港のため、様々な船舶が往来します。釣りができない日もありますし、遠投での仕掛けを長時間流すのにも向いていません。
今回のタックル・仕掛け
竿は磯竿の5.3m、リールはLBD4000番相当、ミチイトはナイロン1.75号、ハリスはフロロカーボン2号6m、ウキは円錐ウキの00号、ウキ下は5m、ハリから上2mにガン玉G6を1つ、ハリはファイングレ5号。
この仕掛けでまずはスタートです。