今回は、カヤックフィッシングにかかるお金の話をしたいと思います。興味があっても「お金かかりそうだからやめておこう」と考えている方、非常にもったいないことしていますよ!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福永正博)
釣行1回あたりの費用
カヤックフィッシング1回あたりにかかる費用は、交通費(高速代)と燃料代、駐車料金など。ほとんどの場合、カヤックを車で運搬する必要があるため、車関連の出費は避けられませんが「それだけ」です。
2馬力ボートと比べて
カヤックに近い存在として2馬力ボートがあります。動力が人力であるカヤックと違って、2馬力ボートはエンジン用のガソリン代がかかります。カヤックなら燃料代は0円です。
遊漁船・ガイド船と比べて
当然ですが乗船料がかかります。午前便・午後便などもありますが、1日中楽しめば最低1万円くらいはかかります。カヤックならもちろん0円です。
オカッパリと比べて
車で釣り場まで行く場合はカヤックフィッシングと大差ないでしょう。また、カヤックに乗っていると根掛かりしても外せることが多く、キャスト切れしてもフローティングのルアーであれば回収できるため、手痛いロストはオカッパリの方が多いです。以前、高価なビッグベイトがキャスト切れした時は、カヤックに乗っている時で本当に良かったと感じました。
年間の維持費
カヤックフィッシングを楽しむための年間の維持費は、基本的にはかかりません。自動車のように税金や強制保険などもありません。ただし、実際には「例外」がありますのでご紹介します。
・保管料=マンションなどに住んでいて、カヤックを置く場所がない場合には月極めのコンテナガレージなどをレンタルする必要あり。
・消耗品=足こぎドライブのワイヤー、チェーンなど。手こぎカヤックは消耗パーツが少ない。
・破損品=パドル、ラダーなど。不注意や無理な使い方をして破損。
・紛失品=海に落としてしまったもの。タックル一式、プライヤー、ランディングネット、偏光グラス(すべて実際になくした経験あり)。
・あとから欲しくなるもの=魚探、アンカー類、艤装品(カヤックをカスタマイズするパーツ)、新しいタックルなどなど。
お金がかかるのは最初だけ
カヤックフィッシングはお金がかかるのは最初だけ、始めてしまえば想像以上に安あがりの釣りスタイルといえるでしょう。皆さんもぜひ最初の難関を乗り越えて、楽しいカヤックフィッシングの世界に足を踏み入れてください。きっと後悔はしないはずです!
<福永正博/TSURINEWSライター>