カヤックフィッシングはなにかと費用がかさむのではとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、身の回りを見渡すとカヤックフィッシングに使えるものが意外とたくさんあります。今回は、日ごろからお世話になることが多い100均グッズから、筆者が実際に使用して便利だと感じた8アイテムをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福永正博)
流出防止系アイテム
ちょっとした不注意で高額なタックル類を水没させる危険があるカヤックフィッシング。しかし、たった300円程度で悲しい事故は防ぐことができます。下記の3アイテムを組み合わせて、リーシュ(流れどめ)コードを作りましょう。
1)カラビナ
カヤックフィッシング用には、サビにくいプラスチック製かアルミ製がオススメです。ちょっとした小物をつなぐだけなら100均で十分でしょう。
2)尻手ベルト
釣具屋さんで買うと600円以上する尻手ベルトも、100均で手に入ります。機能的には、大手メーカーのものとほぼ変わりません。
3)伸びるコード
「スパイラルコード」や「スプリングストラップ」など商品名は様々ですが、キーホルダー売り場などに置いてあります。もともとついている金具類はサビやすいので、プラスチック製のカラビナなどと交換しましょう。
対汚れ系アイテム
続いて汚れ対策のアイテムを紹介
4)手おけ
カヤック上の汚れや砂を水で流すために使用。さらに、小魚の血抜きや緊急時のトイレ代わりにも使える非常に役立つアイテムです。
5)ブラシ・たわし
カヤックに付いたしつこい汚れを落とすために使用。魚の血やウロコ、イカ墨などは、時間が経つほど落ちづらくなるのでカヤックに常備しましょう。また、ウェア類やブーツの砂落としにも重宝します。
6)レジャーシート
車のトランクを砂や海水から守るために使用。カヤックフィッシングの後は、どうしても車の荷室を汚しがちです。レジャーシートをあらかじめ敷いておけば、掃除の手間を減らし車体のサビ防止にもなります。最近の100均は、サイズもデザインも非常に豊富ですよ。
7)密閉容器
ルアーや小物のサビ予防に使用。真水を入れてカヤックに積んでいき、使用したルアーや小物をこれに入れておきます。塩分が付着している時間が少なくなることで、フックのサビは激減しました。フック代は意外とバカにならないので、釣行コストの節約にもなります。
次のページで緊急用に持っておきたい100均アイテムを紹介!!