7月29日、この日は有休を取り岐阜県高山市を流れる平湯川に釣行した。良型ヤマメにイワナと対面できた渓流ルアー釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)
28cm良型イワナ登場
さらに釣り上りエン堤下のプールにミノーを通すとヒット。これも型が良さそうだ。少し引きを楽しんだ後にネットインしたのは、28cmのこれまた良型のイワナだった。やはりイワナはヤマメと違い、野性味あふれる魚体だった。
エン堤を高巻きして上流に上ると、そこには浅く埋まってチャラ瀬と化してしまった流れが広がっていた。これは絶望的かと思ったが、なるべく水深のあるポイントを攻めて、23cmと24cmのヤマメを追加。だが川の状態を見て、これ以上の釣果あまり望めないと判断しロッドオフ。
車に戻る途中に橋の上から川を見ると、その荒れように自然のもろさ、はかなさを実感して切ない気分になった。しかしこのような荒れた川でも魚たちは健気にたくましく、一生懸命生きていた。そして私はその魚たちを一生懸命釣った。それが厳しい自然のなかで生きている魚たちに対する、私の流儀であるから。
<週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明/TSURINEWS編>
平湯川
問い合わせ:高原川漁協 TEL=0578(82)2115