また、やってきました…暑い夏。今年は例年以上に暑く感じる夏だが、そんな暑苦しい夏でも最高にエキサイティングでハラハラドキドキな釣りを今回はご紹介!それはシーバス!どーせ、河川シーバスでしょ?と思われるかもしれないが、河川ではなく海、それもシーバスアングラーがほとんどフィールドとして選ばない筏 (イカダ) からのトップシーバス!この釣りの醍醐味と筏ならではの釣り方を紹介しよう。
ライン
ラインは、メーンラインはPEラインの0.5~0.8号に、リーダーは2.5~3号を1ヒロ程度結ぶ。
メインラインとなるPEは視認性の良いものを、リーダーはFGノットで結び、毎回ラインチェックは忘れずに行いたい。
ルアー
ルアーだが、筏シーバスを始めるにあたって一番重要性が高く、この釣りの特徴として挙げられるのは、絶対的に「マッチ・ザ・ベイト」と「レンジ (タナ)」だ。
ベイトのサイズにルアーを合わせる必要がある。基本的にトップオンリーの釣りだが、手牌を間違えると…。
必要なルアーはペンシルベイト、シンキングペンシル、ポッパーの3種類。カラーはイワシやキビナゴカラー、クリアカラーがよい。
サイズは5~8cm程度、きれいにアクションしてくれるトップウォータープラグがよい。これは釣具店のスタッフに聞いてもらえれば教えてくれると思う。
たまに10cmぐらいのサイズのトップにも反応は見せるが、10回のバイトのうち1、2回程度なので期待はしない方がよい。
さらにつけ加えるなら、周りに何もないイカダなら、フライフィッシングで狙う手もあるので、なかなか面白そうな感じではある。
イカダへの渡り方
まずイカダに渡してくれる渡船に連絡を取ろう。予約を入れる時に必ず「ルアー釣りです」と伝えること。
基本的にイカダに渡る釣り人はダゴチン釣りの人が多いため、同じ筏に乗る可能性が高い。ルアー釣りはキャスト回数が多い釣りなので、ダゴチン釣りの迷惑にならないよう、ルアーはルアーだけの所に乗せてもらうようにしたい。
後はイカダの東側に大きな山がある場所がよい。
これは朝日が昇り、海面を照らすのが少しでも遅くなることで、シーバスの活性に影響しないためだ。太陽光が海面に当たるとシーバスのレンジが落ちてしまい、狙うのがなかなかむずかしい。
ただし、雲や風で海面がざわつくような、プラス要素があれば晴天でも可能性はある。