ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)

ヘラファン待望の新ベラの季節ということで、今回は冬に威力を発揮する両グルテンの底釣りの、タックル・セッティング・釣り方について解説します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・土屋ナオト)

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土屋 ナオト

4歳の時に祖父に連れられ近くの池で鯉釣りをしたのがきっかけで釣りが好きになり、その頃から毎週の様に釣りに連れられ、小学1年の時にへらぶな釣りの釣り人がカッコ良く見え、地元の池のおじさん達に教えてもらいへらぶな釣りに没頭し始める。今は管理池から野釣りの大型狙いまで詩季織々の釣りを楽しんでいる。今後の目標は『へらぶな釣りの楽しさを伝えていける釣り人になる』

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淡水の釣り ヘラブナ釣り

実際の釣り方

1.ハリより一回り大きめのエサを付ける。ハリのチモトにはしっかりと圧をかけるようなエサ付けにする。

2.振り切り気味でエサ打ちを開始。エサ落ちメモリよりも馴染み(沈む)が出てるか確認する。

3.ウキが馴染み、少し待ってから誘いをかけ(2メモリほど、サオを引く)、動きがなければエサ切りする。この時、テンポよくエサ打ちを心がける。

4.少しウキが上がってからの小さくても鋭く入るアタリが基本だが、新ベラの場合は小刻みに動く場合や突き上げる動きもあるので、最初は色々なアタリに手を出してヒットする動きを探る。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)美しい新ベラをキャッチ(提供:WEBライター・土屋ナオト)

こんな場合には

続いて、状況別の対応法を紹介します。

動きが少ない

1.小分けしたエサに手水を少し打ち、軟らかいエサを打つ。
2.振り切りでエサ打ちし、落下中のアピール力を高める。
3.ハリスを長くする。
4.ハリを小さくする。

スレやカラツンが多い

1.小分けしたエサに手水を少し打ち、軟らかいエサを打つ。
2.一回り小さくしたエサをしっかり付ける。
3.力強い確実なアタリを取る。
4.ハリスを短くする。
5.ハリを大きくする。

意外にもヘラ釣りは冬も快適

これからの時期は寒さが厳しくなりますが、ヘラブナ釣りは寒さ対策もしっかりできるため、比較的過ごしやすいです。そして、新ベラが入ったこの時期は好釣果が期待できるのも魅力です。綺麗な魚体と力強い引きを楽しみに管理釣り場にぜひ、訪れてみてください。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)しっかり防寒すればヘラ釣りは冬も快適(提供:WEBライター・土屋ナオト)

<土屋ナオト/TSURINEWS・WEBライター>