ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)

ヘラファン待望の新ベラの季節ということで、今回は冬に威力を発揮する両グルテンの底釣りの、タックル・セッティング・釣り方について解説します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・土屋ナオト)

土屋 ナオト

4歳の時に祖父に連れられ近くの池で鯉釣りをしたのがきっかけで釣りが好きになり、その頃から毎週の様に釣りに連れられ、小学1年の時にへらぶな釣りの釣り人がカッコ良く見え、地元の池のおじさん達に教えてもらいへらぶな釣りに没頭し始める。今は管理池から野釣りの大型狙いまで詩季織々の釣りを楽しんでいる。今後の目標は『へらぶな釣りの楽しさを伝えていける釣り人になる』

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淡水の釣り ヘラブナ釣り

新ベラの季節

今年は例年に比べて暖かかったというものの、急に寒くなってきました。この時期、野釣りは深場に魚が落ち、釣果を出すのはなかなか難しいです。通常は3月末ごろまでは管理池での釣りがメインになり、普段は野釣りでも冬は管理池メインという方も多々おられます。

そして、11~12月末ごろは各管理池で新ベラ放流が行われます。養魚場で育ってまだハリ掛かりしたことのない、元気いっぱいのヘラブナたちが池に放流される時期でもあるのです。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)冬は新ベラ放流の季節(提供:WEBライター・土屋ナオト)

放流した直後は両グルテンの宙釣りがメインになりますが水温が下がり池に慣れたころには両グルテンの底釣りで新ベラを狙うのが効果的です。新ベラの居付くポイントに入れば数十匹の釣果も夢ではなく、競技会でも十分に勝てる釣り方になります。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)真冬に数釣りも狙える(提供:WEBライター・土屋ナオト)

今回はそんな新ベラを狙った両グルテンの底釣りを、セッティングを含め、解説できればと思います。

メリット、デメリット

両グルテンの底釣りのメリットは、新ベラの居付く場所や回遊に当たった場合、他の釣り方ではこの時期釣れないような好釣果に恵まれることや、アタり出せばヒット率が高いのが挙げられます。

一方、デメリットとしては、宙釣りと比べて底に着くまでの間に時間があることや、ある程度長いサオを使う必要があり、釣りはスローになります。新ベラが回遊しない、口を使わないタイミングでは、バラケを使った釣りの方が釣果が安定してしまいます。

この釣りのキモ

グルテンが新ベラに効果的な理由は、ヘラを寄せる力は間違いなく集魚材が入ったダンゴエサ(バラケ)の方が強いのですが、旧ベラを寄せるとウキの動きが複雑になり釣りにくくなるためです。匂いが少なくバラけが弱いグルテンの方が、新ベラが居付くポイントにさえエサを届けることができれば、そこまで難しく釣りを組み立てていく必要がないのです。

そして新ベラの居付くポイントですが、新ベラは桟橋の物音などに敏感で、混雑時などは特に沖に居付く傾向があります。また、桟橋付近は普段からエサ打ちが多いため、旧ベラが居付きます。それにより、規定いっぱいの長ザオを使用することがセオリーになります。沖のカケアガリなどはこれからの時期、水温が上がりやすく、それらの変化を釣る底釣りにも実績があります。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)長尺ザオで沖狙いがキモ(提供:WEBライター・土屋ナオト)

タックルとエサ

それでは自分がこれからの時期、両グルテンの底釣りで使用するタックルを紹介したいと思います。

サオ

新ベラ狙いではある程度しっかりした調子のサオを使用したいです。また、これからの時期は季節風も吹くため、軽量なサオよりも調子を優先したサオをお勧めします。長さは基本的には規定いっぱいのサオを使いますが、風が強い、または長ザオに慣れてない方は規定よりも1~2尺短い長さを選択することをオススメします。

ウキ

グルテンは軽いため、トップは細いタイプ1~1.2mmを使用し、エサの動きを出しましょう。ボディは水深2mで8cm、以降50cm毎に1サイズ大きくします。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)使用するサオとウキ(提供:WEBライター・土屋ナオト)

ミチイト

0.7号を基準に大型狙いなら0.8号、風が強い、または流れが強ければ0.6号を使用します。長ザオはイトが長い分トラブルも多くなるので、張りがあるタイプが使いやすいです。

ハリス

号数はミチイトの半分を基準にします。上45cm、下55cmを基本に、動きが少なければ長く、動きが多ければ短く。調整は5cm単位で行います。

ハリ

底釣りの場合はエサをしっかり残したいため、フトコロの狭いタイプをオススメします。4号を基準にアタリがなければ小さく、エサ持ちが悪い場合は大きくします。

エサ

エサはわたグル50cc+グルテン四季50cc+水90ccを基本的に使用し、活性が高い場合にはいもグル50ccを先ほどの配合に足して使います。その場合は水は140ccにします。

作り方は粉の状態でしっかりとかき混ぜてから水を入れ、1分放置し、エアーを入れるようにほぐします。その後、3分ほど放置し、エアーを抜き、小分けして使用します。

ヘラブナ釣り初心者入門 新ベラ攻略は両グルテンの底釣りで(第13回)使用するエサ、ハリ、ミチイト、ハリス、ウキ(提供:WEBライター・土屋ナオト)

セッティング

1.ハリなしの状態でトップの4分の1程度沈む状態にオモリ調整する。

2.先程のオモリを外してハリを付け、タナ取りゴムを付けて水深を測る。

3.水深の所にトンボ(目印)を付ける。そして、①のエサ落ちメモリにトンボがくるようにウキを動かす。

4.この状態がトントンといわれるタナ設定になる。②で外したオモリを付けて完成。

次のページでは実際の釣り方を解説

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