【東京湾2021】冬の好敵手『ヒイカ』攻略法 エギ&スッテの使い分け方

【東京湾2021】冬の好敵手『ヒイカ』攻略法 エギ&スッテの使い分け方

東京湾奥の陸っぱりで冬のターゲットとして人気の高いヒイカ。今回は「エギ」と「スッテ」を使った釣りのキホンを紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・西澤俊彦)

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西澤俊彦

釣りって楽しいですよね、その時釣れる魚を狙ってその経験を皆様にお伝えしていきます!

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東京湾奥のヒイカ釣り

一般にヒイカと呼ばれるイカは「ジンドウイカ」とも呼ばれる小型の種類です。東京湾奥でも岸壁で釣れ、生エサを使わず初心者でも釣りやすいため人気のターゲットとなっています。

ヒイカ釣りのシーズンとしては、湾奥では秋の深まった10月過ぎから冬の間となります。日中でも釣れますが、ヒイカが活発に動く夜の方が期待できます。さらに常夜灯などの光が海面を照らしている場所は期待大です。

【東京湾2021】冬の好敵手『ヒイカ』攻略法 エギ&スッテの使い分け方東京湾奥で人気のヒイカ(提供:WEBライター・西澤俊彦)

堤防からのヒイカ釣りでは主にエサを使わない2タイプの釣りが人気です。一つは小型のエギを使った釣り(エギング)、もう一つがスッテを使った釣りです。それぞれに向いている釣り場や状況がありますので、使い分けることで釣果を伸ばすことができます。

エギを使った釣り

ヒイカ狙いでのエギングタックルは専用タックルもありますが、アジング、メバリング用のタックルがアタリも取りやすく使いやすいです。これに1.5~1.8号のエギを付けます。エギは小魚に似せたナチュラルカラーと、目立つオレンジやピンクカラーを複数用意しましょう。

【東京湾2021】冬の好敵手『ヒイカ』攻略法 エギ&スッテの使い分け方ヒイカ釣りに使用するエギ(提供:WEBライター・西澤俊彦)

基本は投げてエギが着底するのを待ち、着底後は小さく2、3度、竿先でシャクり、しばらくエギをステイさせて待ちます。このステイ時間とシャクリの大きさや回数を変化させながら、その日のヒットパターンを模索していきます。夜、光が当たる場所ではヒイカが浮いている時もあり、その場合は底を取らず大きくシャクってエギを中層で漂わせます。

エギングの場合、投げることで広くポイントを探れます。ただし、あまり水深がある場所では、エギが着底するまでに時間がかかるため向いてません。水深が比較的浅く、ヒイカがどこにいるか分からない場合や、常夜灯のない場所での釣りに向いています。 

スッテを使った釣り

スッテと呼ばれるイカを乗せるアイテムをサビキ仕掛けのように複数付けるため、全長4~5mの磯竿を使います。リールや道糸はどんな物でも大丈夫ですが、スッテを付けるハリスは1号以下のフロロカーボンラインが良いでしょう。スッテは色やパターン違いで複数繋ぎます。

【東京湾2021】冬の好敵手『ヒイカ』攻略法 エギ&スッテの使い分け方スッテでもヒイカが狙える(提供:WEBライター・西澤俊彦)

スッテを竿下に投入し、着底させたら、小さくシャクりながらゆっくりと
リールで巻き上げていきます。ヒイカが掛かると重みとアタリが手に伝わります。

群れに当たると2、3杯が同時に掛かって大釣りが期待できます。縦に長い仕掛けを使いますので、水深のある場所やポイントが限られる常夜灯下などでの釣りに向いています。

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