産卵場ともなり、サイズも伸びやすい藻場のメバリング。ただ、藻はメバルの「ホーム」でもあるので、基本的には魚有利の条件だ。うまく釣らなければ潜られて終わってしまう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
小型抱卵個体はリリースを
メバルの抱卵個体は卵を持っている身が自分でも重いのか、あまり引き味がよくないと言われる。カサゴのように上を向いたらナーと上がってくる感じだ。面白くないと言い捨てるアングラーもいる。
しかし藻場しかポイントがないような場所では釣り分けられない上、それでなくても掛けてしまったら仕方ない。強めのドラグで確実にとって、そして、できれば小型はリリースしたい。メバルは年に3cmしか成長しない。その抱卵個体の小型を持ち帰るのは、殺生というものだ。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>