今回は、私が渓流エサ釣りで使用する仕掛けの自作方法について紹介しよう。市販品も良いが、釣行回数を考えるとどうしても自作が安上がり。さらに、自分好みのカスタマイズされた仕掛けを作ることが可能な点も魅力である。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・竹内尚哉)
渓流エサ釣りの仕掛け概要
エサ仕掛けだが、作図を参考にして頂きたい。竿の先端部より上から順に、ミチイト、目印、オモリ、ハリがつくといった感じ。覚えればとっても簡単だ。
仕掛けの材料となる消耗品
まずは消耗品を買い揃えねば、自作の仕掛けが作れない。初期投資もそれほどではないと思うし、釣行回数が増えれば増えるほど、仕掛けの自作はお得になっていく。
ライン
ナイロンやフロロカーボンのラインを使い、渓流域での釣りだが、私は太糸派で0.4~0.6号をメインに使用している。この号数を使う理由は、事故的に尺上クラスが掛かった場合でもイトを切られる心配はほぼなく、獲れる確率が高いからだ。
それとあくまで持論だが、渓流釣りは大会も各地で行われてはいるものの、競技規則は大きさ勝負でもあり、数釣り分野の釣りではない。私からすると『綺麗な景色の中で綺麗な魚に癒される釣り』であり、綺麗で良型な魚が釣れれば、それだけで楽しく満足感を得られる事にある。そんな考えから、太糸を選択しているのだ。
オモリ
オモリについては、先述の糸サイズで無理なく底を流すとなると、ガン玉を使用する。Bを基準に使用し、場所により2Bを使うので、私はBと2Bのみをケースに所持している。支流・本流にかかわらず深場の大場所では、非常に2Bが役に立つ。
針
針の種類は沢山あるが、はっきり言って好みで良いと思う。私の経験からして、種類により釣果が大きくかわった経験がない。釣りに行く川での釣れる「アベレージサイズ」によるが、ざっくり言うと大きい針を使うよりは小さい針を使った方が、掛かりが良くバレにくい。つまり針が小さいと飲まれやすいが外れにくい。渓流釣りを始めて以来ずっと、ヤマメ針4号~6号を使用している。
目印
目印の役割は、あくまで仕掛けの位置情報や流し時の参考、アタリを見ることなので、個人が釣りしていて、「分かりやすい目印」になればそれで良い。色を3色使い分ける方もいれば、私のようにピンク1色のみ3つ~4つ付ける人もいる。深い淵を攻める場合は、追加して付ける時だってある。あくまで自分に対して、分かりやすさが必要というところだ。