12月2日から6日にかけて、東南アジアのタイに海外遠征釣行に出かけた。今回のターゲットは怪魚たち。特にタイでは淡水における大型魚の養殖が盛んで、出荷までの間は釣り人に向けて解放されている。関西国際空港から約6時間かけ、夢のフィールドに足を踏み入れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・纐纈修祐斗)
バラマンディを求めてタイ遠征釣行
初日の2日に向かったのは、バンコク南部にあるバラマンディ養殖池。料金の200バーツ(約800円)を払い、朝イチで釣りを開始した。大型バイブレーションでリフト&フォールを試すがバイトが出ない。
ルアーのサイズを下げ、オーバスライブのウィンビーヘビーで水車周りを攻めると、激しいバイトが出た。強じんなタックルで挑んでいたが、ラインを出されてしまう。なんとか耐え、キャッチしたのは60cmほどのバラマンディだった。
バラマンディとは、東南アジアやオーストラリア北部で見られ、日本のアカメに似た魚だ。幼少期から憧れていた魚だっただけに感動が大きかった。
その後もバイブレーションのリフト&フォールで中~小型の魚をキャッチできた。現地の人は、エリアトラウトやライトゲームで使用するような3cm前後のメタルバイブを使用していた。
タイでも日本と同様に、フィールドがハイプレッシャー化しているようだ。昼すぎに納竿し、バンコク市内のホテルに戻った。
ジャイアントスネークヘッド登場
2日目の3日は、日本からも多くの釣り人が訪れているパイロット111という釣り場に向かった。スネークヘッドポンドで釣りを開始。表層に浮いている魚を、大型のフローティングバイブレーションで狙う。
魚の鼻先でアクションを加えると、激しいバイトが出た。ウィードに潜れられないように気をつけながらファイトし、美しいジャイアントスネークヘッドをキャッチ。
その後はバラマンディを数匹キャッチして、お昼休憩に入った。ここからさらに釣りを続け、スネークヘッドやバラマンディをキャッチ。
淡水の自己記録更新
そして3日目の4日、バンコク近郊のパイロット111で釣りを開始した。暑さで魚からの反応が少なかったが、エサやりタイムが始まるとポンドの雰囲気が一変した。
ベイトのサイズに合わせたギリング125スローシンキングチューンで表層を巻くと、激しいバイト。20mほどラインを出されたが、丁寧なファイトを心がける。
スタッフや周りの釣り人に協力してもらいランディング。キャッチできたのは、チャオプラヤジャイアントキャットフィッシュだった。淡水での自己記録になるような大きさだった。この日はバンコク市内のホテルに戻り就寝した。