9月に初釣行した三角町の涼結丸であったが、前回釣行後、船長より「次は潮がいい日に遊びに来てくださいね」の言葉。今回は潮がばっちりの日を選んで予約をした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
当日の様子
10/5は中潮。前日雨が降っていて、当日午前も雨が降っていた。さらに北風も混じって朝一の海は少々荒れていた。「陽が出れば天候は落ち着く予報」との船長談の通り、8時ごろには日差しが出て、風も落ち着いた。
使用タックル
タックルは、天龍レッドフリップRF5111B-Mに、シマノ炎月CT150HGを使用。タイラバは80gで、自作の物を利用した。
いざ出船!
朝は6:00に港を出船。港を出たとたん、港内では気づかなかった北風が。波も少しばかり出ていた。港から15分ほど走らせたところで第一ポイントに到着。潮流は1ノット超、いい感じに流れていた。しかしいい感じの潮を目の前にして開始から1時間、誰もアタリが無かった。
7時に入り同乗者にようやく第1ヒット。しっかりと竿がしなっている。上がってきたのは60cm級真鯛だった。大物は上がったものの、ここまで船内当たりの回数が1~2回。何となく先行きは怪しい。
自身にもやっとアタリが
7:40、ようやく自身にも1尾目ヒット。前アタリは短く、竿はすぐに大きなしなりを見せた。上げてみるとこれも60cm級真鯛。1尾手中にしたところで安心はしたが、雨風のせいか?どうにもアタリの回数すら乏しい。
8:40、やっと自身2回目のアタリ。しかし全く引きごたえが無い。上がってきたのは20cmの真鯛であった。
その後10:00頃に、3度目のアタリ。30~40cmの真鯛だった。この時間になると天候は回復したものの、アタリは船内合計で10回あるかどうか。潮が1番流れた時間でもアタリが多い訳ではなかった。
同乗者にアタリが!
日差しも出て天候が完全に回復した10時。同乗者に30~40cm級の真鯛のアタリが出た。水面に現れたのは身体が半分になった真鯛。
どうやらこの海域にもサメは出るらしい。証拠に11時ごろにはシャロー帯にシュモクザメが目視できた。
後半強烈なアタリを得るも……
帰港まであと2時間ほどとなった10時過ぎ。自身に久々のアタリが!前アタリは小さかったが、竿に重みが乗ると今日一番のしなり!しかし、スプールに親指が掛かったままとなっていたせいで、ラインに負荷がかかりラインブレイク。
バラした悔しさより、スプールに指が掛かっていた一部始終を全員に見られていたことが恥ずかしかった。このまま昼となり実釣終了、帰港となった。
エサでは好調
同日の他船の様子は好調であった。というのも他船は、同じ潮目の場所で連続して真鯛を釣っていたからだ。当日はなぜかタイラバにはほとんど反応が無かった。結局、本船内では9枚の真鯛に2つのバラシという結果だった。数は出なかったがサイズはどうにか出た1日となった。
これから熊本は気温が下がる時期に入る。過ごしやすい釣行を是非三角沖でタイラバにチャレンジして頂きたい。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>