6月25日(火)、茨城鹿島の幸栄丸から、マダコを狙って息子の渓太と釣行。早朝4時30分に出発し、15名の釣り客が参加。船中ファーストヒットから、次々と訪れるアタリ、投げ釣りの成果、初挑戦者の快挙まで、釣りの様子を詳細にお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮 隆)
幸栄丸でエギタコ釣り
4時30分に小野慧船長操船で、釣り客15人を乗せて出港。1時間半ほど走った辺りでスローダウン。「水深27mです。どうぞやってみてください」のアナウンスで仕掛け投入。タックルは別図参照。
ブタバラ肉とサンマの切り身、大きめのスッテが乗りがいいと聞いていたので、タコエギ2個にスッテの組み合わせで始める。
息子に良型マダコがヒット
船中ファーストヒットは、左舷トモ寄りの息子。かなり重そうで、竿のしなり具合から、2kg超の渡りダコサイズかと期待したが、上がってきたのは1kg超。海底の石を3個抱えていたので、その重さが加わっていた。
「着底後、小刻みに穂先を5、6回動かしたらすぐ、ジワーとした重みがきたので、そのまま誘いを止めず、十分に抱きつかせてから、思いきりアワせたらズシンと乗った」とのこと。
次々と訪れるアタリ
続いて右舷トモの遠藤さんが取り込む。最初の流しは左舷側が潮上で、ミチイトが船下に潜り込んでいくような展開。多少釣りにくいが、仕掛けが最初に新しいポイントに入るので、同舷でのアタリが多い。
投げて広く探る
左舷ミヨシ3番の桜井さん、胴の間の木村さんとミヨシ側の田辺さんが連続ゲット。全員、できるだけ前方に投げ、その位置から手前までを誘う。
乗りがなければ、再び投げて誘う繰り返し。より広範囲でエギを動かすこのスタイルは、投げやすいスピニングタックルを好んで使用する人が多い。