これからトップシーズンを迎えるマゴチ。夏の照りゴチシーズンを前に、先日のルアーマゴチ釣行をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)
葉山沖のボートマゴチ釣行
マゴチとはカサゴ目コチ科に属する魚類で、大変美味しく「夏のフグ」と言われるほどです。コチ科の中では大きい分類に属し、最大で70cmを超える魚もいます。
マゴチは水深40mぐらいまでに多く生息しており、夏には産卵のために岸近くまで寄ってきて、陸っぱりからでも狙えるようになります。好む場所は砂地や砂泥地で、所々に岩礁帯がある場所が好ポイントです。海底に身を伏せてじっとして、獲物を待ち構えています。
特に夏はノッコミシーズンで、大型のマゴチが数多く狙える最適なシーズンです。
当日のタックル
ロッド:ヴァデル SLJ AP 63LS-S
リール:セオリー 2508
ライン:DAIWA エメラルダス Durasensor 8 Braid +Si
リーダー:フロロショックリーダー X 20lb
ルアー:エコギヤ スイミングテンヤ 25g
ワーム:エコギヤ カタクチミノー 4inch
葉山沖で狙う私なりのマゴチの水深
私はズバリ5mから15mぐらいを狙います。少し根が点在しているような砂地の場所をメインで狙います。基本的には根掛かりがしにくい場所で狙うので、しっかりとフォールさせ、丁寧に誘いをかけます。着底してからの1回目の巻きでヒットすることが多い気がします。
誘い方とドラグセッティング
私の誘い方は、スイミングでカーブフォールを意識しています。水中でどのように動いているかを意識しながら、風と潮の流れを見てキャストします。ボートなので、軽く投げる程度にしています。
ドラグは基本的に強めに設定し、アタリがあったらフッキングさせる感じで狙っています。かかった時の快感は病みつきになります。また、マゴチはトルクが強いため、アングラーを楽しませてくれます。
持ち帰り方やマゴチの簡単な料理
あらかじめ作った冷海水を使い、血抜きしたマゴチを入れて持ち帰ります。そうすることでマゴチの日持ちが良くなり、最高の味でいただくことができます。
マゴチの簡単な料理はカルパッチョです。マゴチは白身魚でとても上品なので、夏は特にマゴチのカルパッチョがおすすめです。ポイントはオリーブオイルを多めに使うことです。
ルアーマゴチを楽しもう
これからがトップシーズンのルアーマゴチ。かけてからのやり取りも面白く、味も最高です。ぜひ夏のノッコミマゴチを体験してみてください。病みつき間違いなしです。
<岸本真彦/TSURINEWSライター>