福岡エリアでルアー釣りを楽しむ、元釣具屋店員の筆者がGWに行きたい憧れの釣り場を3つ紹介。社会人としては休みの関係でそう簡単には行けないところばかり。なかなか行けないからこそ、憧れる気持ちが強くなるのかも……。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
福岡県宗像市「沖ノ島」
世界遺産としても有名な沖ノ島。釣り人にとっても憧れの場所であり、ヒラマサや大型グレ、真鯛や根魚等様々な魚種が釣れ、しかもビッグワンが狙える夢のような釣り場。沖ノ島に釣り人として渡るには基本的に瀬渡しの渡船を使う以外には方法が無く、九州本土から60km離れているので気軽に行ける距離ではない。
片道で1時間~2時間掛かるので夜に出て翌日の昼に回収の瀬泊まりか、ほぼ深夜から出て昼回収がベーシックになる。そのため土日の2日間の休みだけでは行くにはちょっとしんどいのが中々重い腰が上がらない理由だ。できれば大型連休で行きたいところ。出船率も良くないのでいつも釣果情報を眺めるだけで終わっている。
とはいえ10kgオーバーの大型ヒラマサや40cm後半のグレ等ビッグワンが連日飛び出しているのでいつかは行きたいと思っているのだが、なかなか一人で行くにはハードルが高いなあ……と勇気が出ないでいる。
長崎県「対馬」
九州と韓国のほぼ中間に位置する対馬。対馬海流が流れ、入り組んだ地形からもわかるグーグルマップで眺めるだけでもよく釣れるんだろうなあと想像がつく。過去に一度壱岐島には渡った事があり、その時は陸からの釣りで初めての壱岐島ながら様々なゲストが相手をしてくれた。
壱岐島でこれならさらに奥の対馬に行ったらどうなっちゃうんだ!?と夢ばかりが膨らむが、フェリーで福岡から片道4時間。フェリーの時間だけでも往復にすると8時間を要するので時間に余裕がないと行けない場所だ。それにせっかく行くなら3日くらいは時間を忘れて釣りをしていたい。
まだ体に無理が効く年齢のうちに1度は行ってみたいと思っている。
高知県「浦戸湾と四万十川」
シーバスマンなら誰もが一度は釣ってみたい、日本三大怪魚アカメ。自身もシーバスマンであり、アカメという魚への憧れを抱いている。アカメの主な生息地は高知県と宮崎県であるが、宮崎県ではアカメを捕まえることは禁止されている。その為、アカメを狙って釣れる場所は日本で高知県だけだろう。
また、高知県はシーバス釣りの場所としても有名で、アカメのみならずシーバス狙いでも一度は訪れてみたい場所である。
福岡県在住の筆者が高知へ行く場合は大分県まで南下してフェリーに乗り愛媛県へ入り、そこから陸路でいくのが最短ルートとなる。このルートの場合、距離にして350km。ノンストップでも7時間程掛かる計算となり、気軽に行ける場所とは言い難い。せっかく行くのなら釣りに3日、移動に丸一日を費やすくらいはしたい。しかしせっかく四国に渡るなら愛媛でアジングもしたい……。うーん、10日くらい休みが欲しいなあ。今年のGWは途切れ途切れの連休なので、高知県はまた持ち越しになりそうだ。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>
沖ノ島