3月22日(金)に横浜市で行われた「ジャパンインターナショナルボートショー2024」に潜入。「ヤンマー舶用システム株式会社」からジギングロッドと、クーラーボックスが発売されるという情報を聞きつけ、同社ブースへ突撃取材を敢行。当日の詳細や、現在行われているプレゼントキャンペーンについても紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 河野)
ヤンマー舶用システム株式会社とは
ヤンマー舶用システム株式会社は、ヤンマーグループの主要販売拠点の一角を担う会社だ。主に、船舶用エンジン及び舟艇の卸小売や、メンテナンス、整備、修理等、船に関する事業を展開しており、日本におけるマリンレジャーや漁業を根底から支えている企業と言えよう。
担当者紹介
当日取材対応いただいたのは、営業統括部海洋プラント推進グループの伊勢裕一さん。全てのアングラーが思わず食いつくであろう、同社新発売のフィッシングギアについて丁寧に紹介いただいた。
「ロッド」と「クーラーボックス」を発売
2024年3月21日(木)から発売されている、同社オリジナルのオフショアジギングロッド「Y01」ベイトモデルとクーラーボックスを発売した背景について、詳細を伺った。
フィッシングギア発売の背景
伊勢さん「弊社の船は、フィッシングボートとして販売しているものが多くあります。その中でボートオーナー様に向け、『ボートだけではなく、関連する周辺道具も揃え、顧客満足度を高めていくこと』を目的として、ロッドとクーラーボックスを発売させていただきました。」
なぜロッドとクーラー?
伊勢さん「ボートフィッシングで必ず使う物を第一に考え、クーラーボックスを選びました。ロッドについては日本全国で楽しめるのがジギングと考え、ベースをジギングロッドとしました。ただ、ソフトティップやスパイラルガイドを採用することで、ジギング以外にもタイラバやテンヤなど幅広く使っていただけるロッドに仕上げています。」
第二弾/第三弾の発売は考えている?
伊勢さん「現在検討しております。発売するとしたら、ロッドの拡充を図りたいと考えております。現在、ベイトモデルのロッドしかない為、スピニングロッド・キャスティングロッドを展開したいですね。」
販売先について
伊勢さん「今回のフィッシングギアについては、弊社の販売店様からお売りいただく形になります。」
ヤンマーオリジナルジギングロッド
今回発売された、「Y01」ベイトモデルは、「ML」「MH」「XH」と、パワー別に3つのラインナップで展開され、全シリーズALLチタンフレーム+SiCガイドとソフトティップを採用している。同シリーズの特徴を紹介していく。
Y01-62ML St.
120g前後のジグと相性の良いミディアムライトモデル。細身なブランクスでありながら、高弾性カーボンを使用したバットで、大鯛や青物のパワーを受け止める。ジギングだけでなく、ヘビーウエイトのヘッドを用いるディープタイラバやアマラバにも対応。
Y01-62MH St.
180g前後のジグの操作性が良いモデル。フォール主体のジギングでも感度と柔軟性を兼ね備えたティップと強烈な引きも受け止めるバットパワーが活躍する。青物ジギングはもちろんタチウオジギングやタチウオテンヤでも使用できるモデル。
Y01-62XH St.
中深海ジギングや潮流の早いエリアで使用するヘビージグの操作性が良いパワーモデル。
トンジギやヒラマサ狙いでも使用できるパワーを備えながら、ソフトティップがキレのあるジグアクションを演出する。
クーラーボックスの特徴
今回発売されたオリジナルクーラーボックスは、「35L」「65L」「75L」と容量別に3つのラインナップで展開。ボートフィッシングで活躍する容量と、保冷力を兼ね備えたクーラーボックスについて紹介していく。
ボート用デッキ素材「SeaDek」を使用
天面には世界で圧倒的なシェアを誇るボート用デッキ素材「SeaDek」を採用。クッション性・疲労感の低減に優れ、走行時にフィッシングツールを置いた際の、滑り軽減にも役立つ。
ラバーフックで冷気をキープ
フックにはラバー素材を採用。船釣りに限らず、様々なアウトドアシーンで氷の冷気をキープする。
滑り止めゴム、水栓を装備
底面には、移動時の滑り防止の為の滑り止めゴムが装備。側面には水栓が配置されており、内部の水を簡単に抜くことができる。