先日のワカサギ釣りで気分を良くして定期的に釣果情報を確認している余呉湖。1月に入り急に伸びてきているため、急きょ予定を変更して1月10日に滋賀県の余呉湖にワカサギ釣りに行った。シーズンインしてから何度かチャレンジしたが、思うような釣果が得られず少し遠ざかっていた。だが今なら満足できる釣果が得られそうだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
余呉湖でワカサギ釣行
釣行当日の天気はあまり思わしくない。しかし雨は激しく降らないだろうと決行。
午前5時すぎに到着すると、雨予報のせいか釣り人は少ない。管理人に話を聞くと、前日はどこでも釣れ、多い人は千匹を超えたという。これは大いに期待できそうだ。桟橋からの釣りは、場所選びが釣果を伸ばす重要ポイント。今回は私的にいい場所を確保できた。
トラブル続くも順調な釣果
準備が整い、釣り開始。日の出は午前7時ごろ、開場は6時。準備するにも暗くて細かな作業がはかどらない。エサはアカムシを使用したが、寒さもあってエサ付けは思うように進まない。
やっとの思いで準備完了。始めてすぐに釣れるわけではないが、周りを見渡すとポツポツとワカサギが釣れていた。
少し時間がたったところでサオ先が反応を見せた。アワセを入れて慎重に巻き上げる。今年初のワカサギとのご対面。これでワカサギがいることが確認でき、土産を持って帰る気満々で挑んだ。
それなりに釣ってはいるが、周りの釣れている光景を目の当たりにすると気が焦ってしまい、仕掛けを絡ませてエサ付けを強いられる。全くの時間のロスだ。今回の反省点はこの点だろう。
電動リールを2本使っていたが、巻くスピードは断然速いが使い慣れていないためかトラブルが続くため、1本は諦めてリールザオに持ち替えて挑んだ。長年リールザオでワカサギ釣りをしているので手にはフィットする。しゃくりも慣れたもので、順調に釣果を伸ばすことができた。
ノベザオ変更でペースアップ
しかしコンスタントというほどの釣果ではない。辺りを見渡すと、陸に続く桟橋の入り口付近でノベザオの釣りをしている人がいたので、見習ってノベザオに持ち替えた。これで手返しが早くなり広範囲を探れる。
仕掛けを落とすと、すぐに反応が出た。魚が掛かった合図がサオを通じて伝わる。すぐに上げて、また仕掛けを投入する。1匹は必ず釣れてくる状況で、肉眼でワカサギの群れも確認できた。
魚を触った手にワカサギの卵が付いた。産卵時期に入っており、卵を持っている魚体もいる。食卓に並ぶのが楽しみだ。
最終釣果は426匹
雨も降ったが、釣りができなくなるほどではなかったので十分楽しむことができた。家の用事で午後2時には切り上げるつもりだったが、釣れるので終了できず30分も延長してしまった。
帰宅後、ワカサギを塩でもんでぬめりを取り、ド定番の唐揚げにした。食事を済ませたにもかかわらず、皿いっぱいあったワカサギをぺろりと平らげてしまった。
今回の釣りで426匹も釣れたので、これから何回でも唐揚げが出来る。トラブル続き、災難続きだったが、それなりの釣果が得られたので満足だ。
<週刊つりニュース中部版 APC・千田哲也/TSURINEWS編>
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