ジグヘッドは消耗品。ならば、ジグヘッドケースはどうだろうか?ライトゲームアングラーで、特にハリが命の筆者は、前々からヘッドケースの錆びが気になっていた。そこで今回久々に新品交換してみることに。古いものを分解してしまうと、まったくひどい有様だった。皆さんにも使い古しのヘッドケースは交換を推奨したい、と、私的な体験をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
そろそろ交換時期
4年間使用したジグヘッドケース。ライトゲーム用のもので、掌より少し大きいくらいのサイズだ。ジグヘッドは、あとから数えてみると100個近く入っていた。1個80円と安く見積もっても、なんと8000円分詰まっている。すげえ・・・・・・そんなことになっていたか。
交換しようと思ったのは錆びが原因だ。とりわけ最近はヘッドケースに付着した錆びがうつってしまって、ハリが折れることが連発していたので、交換に踏みきった。せいぜい500円程度のものなのだから、500円以上のヘッドを無駄にする前に交換すべきだったのだ。
上の画像のヘッドは、ただヘッドケースから取り出しただけで、ポキン、だ。こういうこともある。釣り場で1個しかないヘッドなら最悪に落ち込む。ちなみに、なんてことないアジでも傷んだヘッドを折るので、注意したい。
古いジグヘッドケース、バラしてみる
ではまず、古いヘッドケースの悲しい姿である。
ヘッドは必ず水洗いし、ヘッドケースにはこまめに錆び取り剤を吹いてきた。それでも4年使えば、まあ・・・・・・こんなものか。実は2年前からこんな状態になっていたので、実質寿命は1年半くらいなのだろう。何もかも早めのサイクルで入れ替えておいて失敗することはないもんだ。
さて、新品のケースに交換していく。
ハリ先を爪に立てて、ハリも検品。結構ダメなものが混じっていて、弾いた。先日アジングをやっていて、何度もアタるのに乗らないヤツがいた。そのときにヘッドをチェックするとハリ先が甘くなっていて、「これのせいか」と痛感したものだ。ちなみにそのあとヘッドを交換するとすぐに釣れたのだから、ハリ先の鮮度は本当に最重要だ。
やはり折れてしまうハリも出てくる。
足りないウェイトを在庫から補いながら作業していると、なんと2時間近くかかってしまった。ただ釣り具に触れている時間は楽しいものだ。まるで「ハンター」の気分。昂る。
終わった、新品交換完了。すごい充実感だ。このタイミングに合わせて興味のあったヘッドも買い足したので、まるでタックル1本新調したような気持ちよさがある。クゥゥ!!