晩秋の夜にシーズンを迎える愛知県衣浦港エリアのヒイカ釣り。強力なライトを海面に光らせて、ヒイカの大群を寄せる釣り方とは!?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
ヒイカ釣りとは
ヒイカとは全長12cmほどの小型のイカで、潮の流れが少ない漁港内や潮がヨレるポイントに生息しており、小魚や甲殻類を捕食します。
主に夜行性で昼間は泥の中や海底に隠れており、夜になるとベイトを求めて浅瀬にさしてきます。主に常夜燈やライトの下などに集まることが多いとされています。
魅力
気軽にエギングを楽しむことができます。メバルやカサゴのスピニングロッドで代用できて、砂地や泥のエリアを狙うため根掛かりも少なく、一回エギを買えばロストが少ないので低コストで釣りを楽しむことができます。また大潮などの潮回りが良い時は群れに当たれば爆釣もあり、1匹釣ると群れでたくさんライトの下に集まってきてくれることも珍しくありません。初心者さんでも比較的に狙いやすいイカになります。
ヒイカ釣りのポイントとタックル
主に泥や砂地の浅瀬を狙います。干潮時に干上がってしまうようなポイントに目星をつけて狙うことが多いです。浅瀬でとにかく甲殻類が多く潜んでいそうなポイントを昼間のうちにサーチしておくと良いです。また晩秋から冬にかけて北西風が強く吹きますので、風裏となるポイントが望ましいです。
使用タックル
メバルロッドにスピニングリール1000番、PEライン0.3号、リーダー1.5号です。主にライトゲーム仕様にしています。また、仕掛けは1.5号のエギに小型のスッテをつけた仕掛け。ヒイカの活性によってどちらのエギに反応が良いか確認できるようにしています。
当日の状況と釣り方の基本
2023年11月7日、天気は晴れ、風速1m~2mほどと風も弱く釣りがしやすい日に当たることができました。
基本の釣り方
エギの動かし方は、ティップ(竿先)を2~3回弱めにジャークして、5秒~10秒ほどフォールを繰り返します。あまり強めにジャークを入れてしまうと、ヒイカが驚いてしまったり、エギが水面に飛び出てきてしまうからです。
個人的にはリールを巻かずに竿先だけでチョンチョンとアクションして、ラインスラッグを少しだけ巻き取るようなイメージで釣りを展開しています。
おすすめのライト
ライトは充電式LEDスタンドライトを使用しています。750ルーメンほどのものを使用しており、バッテリー充電式で、使用前にマックス充電しておけば安心です。