8月5日、6日、岐阜県関市を流れる板取川上流(板取川上流漁協)へアユのトモ釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・栃井千万人)
板取川でアユのトモ釣り
6月の解禁を過ぎてからは釣れなくなったという情報だったので、ダメだったら1日で帰るつもりで向かう。美濃市の矢島オトリ店に立ち寄り、3匹千円でオトリを購入。川は超渇水で、アカ腐れが進んでいた。
午前8時、板取川温泉上のカシゼ橋の上流200mの淵で1回戦スタート。最初のアタリは尺アマゴが掛かり一度は寄せの体勢になったが、再び潜られてオトリを奪われマイナス1匹。
仕掛けを張り直して淵の1段上の瀬と開きをやったがダメ。群れアユはいたが、縄張りを持つアユは見られず退散した。
下流域を確認
下流に車を走らせ川見を繰り返す。タラガトンネル入り口のふれあい大橋で、群れアユながらギラギラとハミを見せるアユを発見!これはハリ掛かりするだろうと気合が入る。
2回戦はトロ場なので、掛けバリをがまかつのGハードV2刻Rの7号4本イカリを中心に準備した。
24cmの本命をキャッチ
橋下流の右岸に立ち位置を構え、静かに上飛ばしで養殖オトリを送りだす。群れアユに反応してオトリは広範囲に泳ぐ。対岸近くまでいくのでサオがのされる角度になったが、そこでドンとアタリ。
サオを立て直すまでに高切れしないか心配するほどの引きを見せたのは24cm級。いきなりの大アユ出現に驚き、板取川上流らしい背中がエメラルドグリーンの姿にうっとりした。
1日目の釣果は好調
その立ち位置から動かず7連発。その後、下流へ足を運び、瀬では掛けバリを刻R7・5号3本イカリにして追加。午後2時までに18匹釣ることができた。
3回戦は昼食を挟んでふれあい大橋の上流へ徒歩で移動。先客が多くて好きに釣らせてもらえず失速、2匹追加し、計20匹で1日目を終了した。サイズは17~25cm、中心サイズは20~23cmの良型ぞろいだった。荒瀬の中にもアユがいたので、翌日も釣ることにした。