【2020夏】誰でも出来るサビキ釣り 釣果を伸ばす3つの工夫を紹介

【2020夏】誰でも出来るサビキ釣り 釣果を伸ばす3つの工夫を紹介

波止釣りでビギナーにも簡単にでき、ファミリーにも人気があるサビキ釣り。簡単にできる反面、人よりも多く釣ろうと思えば、ちょっとした工夫が必要だ。釣果を伸ばすための仕掛けの動かし方を紹介。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り

サビキ釣りのキホン

サビキ釣りは仕掛けの上部、あるいは下部に付けたまきエカゴにアミエビなどのまきエサを入れて海中に撒く。海中に撒かれたまきエサの中に、アミエビなどに似せた疑似バリ(エサを付けないハリ)を紛れ込ませることで、集まってきた小アジなどが間違って食べたところを釣り上げる。

【2020夏】誰でも出来るサビキ釣り 釣果を伸ばす3つの工夫を紹介手軽さが売りのサビキ釣りだが(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

群れが多く、まきエサに集まってくると比較的簡単に釣れるので子供さんにも十分楽しめるとあって、ファミリーフィッシングを代表する釣りである。

釣れる人と釣れない人

ファミリーでサビキ釣りをした経験のある人なら、同じ波止に並んで釣っていても、ものすごく良く釣り人と、そうでない人が出てくるのを見ることがあるだろう。簡単な釣りの代表的な存在なのに、そこまで差が出るのはなぜだろうか。

実はサビキ釣りは簡単な反面、釣りの考え方や仕掛けの操作などで、釣果に差が出やすい奥深さを持っている。筆者もすでに釣り歴40年以上になり、あらゆるジャンルの釣りを経験してきたが、いまだにサビキの奥深さに魅せられている1人である。

より数釣るための工夫3選

サビキ釣りは仕掛けを海中に投入したら、タナを決めて竿を上下に動かしてまきエサをカゴから出し、魚を寄せて釣る。キホンとしてはごく簡単だが、たとえば夏のサビキ釣りの主役となる小アジをメインに考えてみると、その習性から一工夫が欲しくなる。ここからは大阪湾では定番の下カゴでのサビキ釣りで、有効な誘いを紹介したい。

1.誘う距離を考える

たとえばサビキ仕掛けの長さが1mあったとして、竿先で1m上げると、仕掛けの最上部であった部分にカゴがくる。ここで考えたいのは再び竿先を下ろし、仕掛けを沈めたてアタリを待つ時に、仕掛けより上のタナにまきエサをしても、ハリがないので無駄なまきエサになるということだ。

なので、大きくシャクり上げる必要は全くない。自分が使用しているサビキ仕掛けの長さ分を、上げる幅のマックスとして認識することで、仕掛けの周りに効率的にまきエサを撒くことができ、より仕掛けの周りに魚を集中して寄せることで、一投多魚を狙うことができる。

【2020夏】誰でも出来るサビキ釣り 釣果を伸ばす3つの工夫を紹介まきエサの使い方が重要だ(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

2.フォールの誘いを重視

アジは上から落ちてくるエサに非常に良く反応する。そこで、仕掛けをごくゆっくりと下げていく誘いが有効だ。よく、竿の上下動で力いっぱい竿を上げて下ろしている人を見かけるが、実は仕掛けを上げる時にはカゴからエサも出ないし、アジも掛からないので、そこは力を抜く場面だ。

重要なのは竿を上げてから、下ろす時の動作だ。マキエカゴは上に口が開いていて、沈める時にまきエサが出るのだが、実は沈み始める瞬間がもっともまきエサが出る。フリーに近い一定の速度で沈めると、カゴによって生まれる反転流により、まきエサが押さえつけられて、大量に出ることは少ない。

まきエサを出してからゆっくり沈下

それを考慮した上で紹介したい誘いが、スローフォールの誘いだ。この場合、竿を上げた状態からゆっくりとフォールさせるとあまりまきエサが出ない。そこで、たとえば1mのサビキ仕掛けを使っている時に、1m上げたら、その半分(50cm)程度までをフリーフォール、そこから残りの50cmはごくゆっくりと下げる。

竿先を浮かせるアタリ

フリーで少し落とす時にまきエサを出し、そこからゆっくりとフォールさせることで、落ちてくるエサに好反応を示す小アジにアピールすることができる。この時の典型的なアタリのパターンが、穂先を大きく1度、2度と浮かせるようなアタリが出る。これが小アジ独特のアタリとなる。

サバなどの場合は、いきなりギューンと引き込んだり、イワシなどはプルプルと穂先に振動が伝わることで掛けた瞬間に魚の種類を見分けることもできる。

3.釣るタナを一定にする

水深がある程度ある釣り場だと、中層でタナを固定するのは難しい作業だ。簡単にタナを固定して釣るなら、ウキを使う手もあるが、釣っている最中に幅広く探ることができないことや、前述した細かな誘い方ができないのが欠点だ。

秋くらいになると、小アジも徐々に大きくなり、釣れるタナはほぼ底付近となるので、逆に釣りやすいのだが、夏場のアジは、広い範囲(タナ)で食ってくるの。しかし、タナが広いからといって、あちこちのタナで釣っていると、群れが散らばって効率が悪くなる。

一定のタナにアジを集める

幅広く散っているアジを広いタナで釣るのではなく、できれば固定したタナに集めてしまいたい。そこで、釣れる限りは、中層であっても同じタナを釣り続けたい。そこで筆者は、タナを固定しやすいように道糸にマーキングをしている。

蛍光マジックの利用

油性の蛍光マジックで、アジが釣れるタナで元ガイド(竿の一番リールに近いガイド)付近で、道糸にマーキングする。リールから糸が出て、ガイド近くに来た時に見やすいからだ。ただ、マーキングのデメリットは、タナがかわれば新しいマーキングをするので、何度も繰り返しているとマーキング部分が増えてややこしい点だ。

ウキ止め糸を目印に

そこで、現在多用しているのが遊動ウキを使う時に道糸に取り付ける「ウキ止め糸」だ。タナを探っていて、アジのアタリがあったタナで、こちらも元ガイドの付近にウキ止めを持っていく。これでタナがかわってもウキ止めをズラすだけでタナの目安とできる。

【2020夏】誰でも出来るサビキ釣り 釣果を伸ばす3つの工夫を紹介ウキ止めは視認性を重視(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

答えが早い釣り

以上、サビキ釣りで小アジをメインとした時の一工夫を紹介してきたが、サビキ釣りはさらに奥深く、現場でもさらに工夫を繰り返すことが多々ある。

基本的にアタリも多く、魚もよく釣れるのがサビキ釣りの魅力でもあり、そのアタリの多さは、工夫した答えがすぐに貰えるので、自分なりの発展もさせやすい釣りである。みなさんもぜひ、釣れる時こそいろいろと試してみて、さらなる釣果アップを目指してほしい。

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>

現在、一部都道府県に緊急事態宣言が発令中です。外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。