日本を代表する人気大衆魚アジ。美味しいけど、鮮度が落ちると青物特有の臭いが出やすい魚でもあります。今回は、人気店「釣りあじ食堂」の店主でもありアジ釣りの名手でもある神山さんに実際にアジを釣ってもらい、調理・提供までを取材。鮮度キープはもちろん、食中毒防止にも役立つ【冷温プレート】を徹底的に使い倒してもらいました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野陸)
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東京湾でLTアジ釣り
アジの旬は6~8月と言われ、この時期に東京湾で釣れるアジは小型~中型でそれほど大きくはありません。しかし、脂乗りが良く、旨味が凝縮されているのが特徴です。今回は、千葉県浦安市にある、「吉野屋」さんに協力いただき、LTアジを狙いました。
LTアジ釣り
LTとは「ライトタックル」の略で、「ライトアジ」とも呼ばれます。その名の通り、ライトなタックルを使うのが特徴で、専用ロッドや汎用のLTロッドなどに小型両軸リールの組み合わせが一般的に使用されます。
釣りあじ食堂
「釣りあじ食堂」は釣ったばかりのアジをお店で提供する、唯一無二のお店です。数々のメディアに取り上げられ、開店すれば瞬く間に満員状態になる有名店です。
船宿 吉野屋
「船宿 吉野屋」は、大型の釣り船14隻を所有する、関東エリアでも人気の船宿です。都心から近い浦安駅が最寄り駅で、駅から徒歩5分と抜群のアクセスで電車釣行が可能です。14隻の釣り船で、多彩な釣り物を狙うことができます。
神山さんのアジ釣りタックル&仕掛け
普段から仕入れの為にアジを自ら釣りに行く神山さんのタックルは、ライトアジ専用ロッドに、3000番の小型両軸リール。
・ロッド:DAIWA LIGHT AJI X170
・リール:Simano オシアコンクエスト300HG
・道糸:PE2号
・ハリス:サイズ1.5号の長さ1.8m
・おもり:40号
・針:ムツ針10号の2本針
・手返し重視の仕掛け
こだわりは、「ハリスの長さ」と「針の本数」。ハリスの長さは、市販のLTアジ仕掛けだと2mの商品が多いなか、神山さんは市販品を20cmほど短くして改良。釣れた後、船上で少しでも糸絡みを予防したいという意図で短くしています。
針は必ず「2本針」で仕掛けを組み立てます。「仕入れ人」らしい、手返しの良さを追及した仕掛けと言えるでしょう。