手軽に海のルアーゲームが楽しめることで人気のある「アジング」。各メーカーからさまざまなルアーが発売されているが、数も型も狙いたいなら、TICTのアジング用ワーム「アジボッコ」がおすすめだ。今回は、アジボッコを使ってアジング釣行する際の釣果アップのコツをお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:TICT)
熊本の波止でアジング釣行
熊本天草諸島は大きく分けて大矢野島、天草上島、天草下島からなり有明海と八代海に挟まれた海域で干満差最大4mと潮の満ち引きが激しく潮流の速いエリアである。
内海である有明海、八代海に球磨川、筑後川、緑川等の大型河川からリン、カリウム、チッソ等の栄養塩が流れ込むのが特徴。藻類や植物プランクトンが発生しやすく、それから発生する豊かな食物連鎖が成り立っている。
そのお陰でアジにとってさまざまなベイトが豊富なエリアだ。アジの個体数も多く、アジングを楽しむのには良い環境といえるだろう。
多数の島々が連なり、ライトゲームの天敵である強風時にも風裏ポイントが多々存在。爆風ではない限りゲームが成立する。
良型アジが望めるシーズン
尺オーバーの狙える時期は、12月~1月の期間と産卵シーズンである3月~4月の2つの期間。真夏を除く他のシーズンはだいたい18~25cmのいわゆる中アジのシーズンである。
天草での釣り方キホン
いろいろなシチュエーションが存在する天草エリアでは、基本的にワーミングでアジを狙うのが常套手段。ポイントごとにタックルを替えて狙いたい。
天草エリアで有効なリグ
堤防ならスタンダードにジグ単。潮が激流で速くジグ単でボトムが取れない場合や、ポイントが遠い堤防、海峡ポイントではキャロリグ。シャローエリアで水深が浅く、アジが浮いている場合は、フロートリグで狙うと良いだろう。
湯島へエントリー
湯島は、有明海の島原と天草の中間ほどに浮かぶ周囲約6kmの小さな島。集落前の港の常夜灯周りがポイントになる。足場はほぼテトラに乗らなくてよいため初心者でも安心だ。
釣り場の特徴
港内は一文字堤防に囲まれているが、潮通しが良くアジが夜になると回遊してくる。水深は比較的浅くジグ単でボトムを取ることができるので、ヘビータックルは必要ない。
もし大型を掛けても堤防のあちこちに海におりる階段があるので、水位が低いときに長尺のタモがなくても大丈夫だ。マヅメ時には港内ではなく、港の外側でも回遊に当たることがあるので狙ってみても面白い。
島へのアクセスは、上天草市の江桶戸港から出航する連絡船が1日数便湯島に行き来しているので利用するとよい。