6月3日(金)、千葉県を流れる養老川へクロダイを狙って釣行した。カニをエサに前打ちで探り、43cmの本命をキャッチした。1尾だけだったが、久しぶりのクロダイの引きを味わえ満足できた釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大熊規男)
養老川で前打ちクロダイ釣り
この日は中潮、12時47分が干潮なので13時すぎから前打ちを狙った。4.1mの前打ち竿に道糸2.25号、ハリス2号にハリはカニ専用の4号にガン玉4Bを打つ。エサは前日に採取したカニを使った。
釣り場にはブッコミ釣りの人、対岸からウェーディングでシーバスを狙っている人がいた。私は上流の橋まで行ってから川岸に降りて下流へ向けて探り始めた。川岸から2mほどへ振り込み、着底したらすぐに聞きアワセして回収し、竿1本ほど進んでは振り込む。流れは緩く下っている。干潮は過ぎているが、潮時表とは時間差があるようだ。
1投目に43cmクロダイ
アタリはまったくないが、途中でストリンガーに50cm級のクロダイが繋がれていたのを見た。魚がいることを確認でき、集中して探っていると岸際にクロダイが見えた。そっと仕掛けを入れると微妙なアタリ、思わずアワせるが、カニには変化がない。念のため周囲を探るがアタリはない。少し進んでから元の場所に戻りながら探ることにする。
戻る途中にストリンガーの持ち主らしい人がいたので、離れた場所まで一気に移動。その1投目に聞きアワせると重くなった。カニが底にしがみついたのかと思いながらも強く竿を立てると、グングンと引き始めた。
左右に走り回るのをいなしてタモに収めたのは、43cmのクロダイ。まずまずの型である。
久しぶりの1尾に満足
1尾釣れてホッとするが、さらなる獲物を求め探り続ける。岸際を集中して探るが、その後アタリはなかった。それでもウェーディングの人にシーバスがヒットしているのを3度目撃した。
流れは完全に止まって仕掛けはまっすぐに落ちていく、アタリのない時間が続いて時刻は15時を回った。そろそろ集中力がなくなったので竿を仕舞うことにした。1尾だけだったが、久しぶりのクロダイの引きを味わえたので満足。
<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>
養老川