海水温度が最も下がる2月。佐賀県伊万里湾のティップランエギングへ。小さなアタリを拾いながら、この時期に貴重なキロアップアオリを狙いました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・花村悦代)
Wingarでティップランエギング
2月5日小潮、晴れ時々くもり、風もあるが日差しが出れば少し暖かい。今回は東唐津の遊漁船Wingarに乗せていただきます。船長は「最近はとても渋いですよ」と、言われていましたが、アオリイカだけではなくヤリイカも入ってきていると聞いていたので、とても楽しみです。
船長の薗田さんは以前メーカーでエギの開発に携わっていた第一人者、電話予約の際ティップランエギングはあまり経験がない旨を伝えると「レクチャーしますよ」と優しく伝えてくれました。
ティップランのタックル
今回使用するタックルは以下の通り。
サオ:スカイロード(SKR-S672EX/TR)
リール :エメラルダスMX 2508PE-DH
ライン:PEライン0.6
リーダー:フロロカーボン2号 FGノット
シンカー:パタパタシンカー25g グロー、オレンジ、パープルをローテーションで使用
エギ:デュエルEZ-Qキャストプラス スーパーブルー夜光イソスジ3.5号 同パープル3.5号
船長からのワンポイントは、「リーダーは長めに!」。私は通常のエギングではリーダー40cmほどのセッティングをしています、出発前に準備をしていたら船長から「リーダーが短いね、リーダーの長さは釣果に直結、2ヒロくらいがいいよ」と教えて貰い、慌ててリーダーを組み直しました。
船長が語る「極意」
まずは薗田船長からレクチャーを受けます。
エギのヒットカラー
大事なのは、まずその日のヒットカラーを探すこと。ヒットカラーは毎日かわるとのこと。小まめにカラーチェンジして探っていくといいようです。ヒットカラーにアタればしっかりと口元で掛けることができますが、そうでない場合は反応がなかったり、掛かっても足1本だったり。そんな時はエギのチェンジやシンカーのカラーチェンジをしていきましょう。
明るいカラーにはオレンジのシンカーを、暗いカラーにはパープルのシンカーを、活性が高いときにはグローのシンカーを使って見るのもいいみたいですよ。
繊細なアタリの取り方
アタリはティップでとります。ただ、1年で一番水温が下がるこの時期、ぐーっとエギを持っていくようなアタリ方はあまりないです。トンと軽くエギをたたくだけだったり、ふっとサオ先のテンションが抜けるアタリだったり。とにかく細かいアタリをとらえて釣果に繋げるといいとのことです。