1月26日(日)、ここのところ連日トップがツ抜け!更には2kg近くの良型も釣れているという情報を聞き、日立久慈漁港大貫丸さんから、大好きなひとつテンヤマダイに出掛けました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・白井亜実)
初心に戻りボトム狙いで800gマダイ
普段から、ボトムに置いておけば良くアタるけどゲストや魚が小さいイメージだったので、今回は10m程探っていたのですが、どのレンジでも釣れるのはハナダイばかり。
なかなか本命にたどりつけないでいたので、試しに初心に返りボトムに置いてみると、船の大きな上下で痛恨の根掛かり。ラインを少し弾き根掛かりが外れたところで巻き上げてみると、竿先が勢いよく抑え込まれます。
はじめはアイナメやソイなどの根魚かな?と思いましたが、段々と、見覚えのある三段引きが顕著になり、姿を現したのは、800g程の本命良型のマダイ!やっと逢えた嬉しい一尾です。その後、アタリが落ち着いてきたところで、次のポイントへ移動。
船中多魚種顔見せ
マダイも船中全体的にポツリポツリ上がっていますが、どうやら魚探の反応には、高活性のハナダイや、今時期このエリアならではの人気ターゲット、春告魚の沖メバル、青物なども混じってるようで、終始アタリがあり、お土産十分で皆さんにっこり。仲乗りさんは常にタモ網を持ってあちこち走り回り、てんやわんや。とっても忙しそうでした。
今日のポイントは、本命のマダイがどのタナにいるか、更にどのようにして喰わすか。それを見極めることが釣果を分ける鍵になるようでした。
水深も深めなので、テンヤの号数にもバラつきが出るからか、ところどころでオマツリも見受けられました。私もテンヤが大きく流れ始めたので、ジグヘッドからオーソドックスなテンヤ(重めの12~15号程)に変更しました。こちらでもハナダイを掛けつつ、小ぶりながらマダイも2枚追加。
聞きアワセが当たり
苦戦したのはやはりアワセのタイミング。アタリはあるもののマダイの活性が低く、釣れている方を観察していると、あまり積極的な誘いはせず、底から数m上のレンジをじっとキープして待ってあげる方が釣果に繋がっているようでした。タイラバよりもテンヤ優勢の模様。
手に伝わるような派手なアタリや、フワフワしたアタリは殆どが外道。この日のマダイのアタリは、特有の金属的なアタリではなく、フォール中、もしくはゆっくり誘い上げていると、僅かに押さえつけるような違和感程度。その小さなアタリを捉え、即掛けではなく竿先にしっかりテンションがかかってから聞きアワせた時に、マダイに出逢える確率が高まったように思えます。
最後に800gのマダイを追加
あれこれ試しながら、気が付けば最後の流し。「この流しで終わりにします」と船長からアナウンスが入ります。
最後は50m弱と少し水深が浅くなったので、再びジグヘッドの40gに戻し、最後に望みをかけた1投。着底からゆっくり3m程巻き上げたところで、竿先にテンションが掛かったので、すかさずアワせると、竿先が勢いよく引き込まれていきます。今日は掛かってからのバラシも多々発生しているようでしたので、慎重にやり取りし、上げてきたのはこちらも800g程の美しいマダイ。ここでタイムアップ!納竿となりました。