トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由

筆者の住む北海道では雪もちらつき、トラウトフィッシングもひとまず落ち着く時期になってきた。そこでルアーを整理してみると、シーズン前と比べて思った以上に中身が入れ替わっていることに気づいた。今回は、今シーズンのルアーロスト数と、その原因や傾向を振り返ってみたい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

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田口祐太タグチユウタ

釣りのために北海道に移住!トラウト、ヒラメ、ロックフィッシュなど四季折々のルアーフィッシングを楽しんでいます。

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トラウト ルアー&フライ

ルアーロスト数を振り返る

筆者は決してマメではなく、毎釣行持ち込んだルアーやロスト数を細かく記録しているわけではない。正確な数ではないが、持ち込んだルアーを思い返しながらタックルボックスを整理すると、河川では4個、湖では20個前後をロストしているようだ。

同じトラウトフィッシングでもかなり差が出たので、フィールドごとに原因を振り返ってみる。

河川では意外とロストが少ない

大河川の本流を除けば、河川でのルアーロストは意外と少ない。根掛かりしても立ち込んでルアーの近くまで寄れることが多く、その場で回収できるケースが多いからだ。ただし、回収する際は水深や流れに注意し、安全を優先したい。

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由河川全景(提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

河川でロストした4個の原因

今シーズン、河川でロストしたのは4個。根掛かりが3個、ファイト中のラインブレイクが1個だった。根掛かりのうち2個はスプーンで、少し深い落ち込みでのもの。ラインブレイクは魚に潜られ、岩にラインを擦られたことで発生した。残る1個は、湿原河川で立木に掛けてしまったミノーだ。

数が少ないので、ロストしたシチュエーションは結構明確に思い出すことができる。

 

 

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由河川で使用するルアー(提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

バランスで回収率が変わる?

河川では、北海道の大型トラウトも想定したPE0.6~0.8号+リーダー10~12lb程度のシステムを使っている。大型トラウトとのファイトには耐えつつ、強く引けばフックが伸びる。そんなタックルバランスに合わせたフックを選ぶことで、ハリ掛かりなら回収できるケースも多い。

一方、ルアー本体が岩や木の隙間に挟まると、どうしても回収は難しくなる。

湖では20個前後もロスト!

河川とは対照的に、湖では細かい内訳を思い出せないほどロストしている。タックルボックスを確認すると「あれもない、これもない」という状態で、スプーンやメタルジグを中心に20個前後は失っていそうだ。

ロストが多かったルアーと場所

湖でロストしていたのは、ボトムを攻めることが多いスプーンやメタルジグが中心。ミノーなど、浮き上がりをコントロールしやすいルアーは今シーズンはロストしていない。

湖のトラウトは、ボトム付近やブレイクラインを丁寧に狙うことが釣果につながる場面が多い。

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由湖の全景置(提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

湖では石や岩の底質が多く、駆け上がりを攻めるほど岩の隙間にルアーが挟まりやすい。特に初めて入る場所では地形を把握できていないため、根掛かりも増えやすい。

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由大小の岩が多い湖岸(提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

湖でのルアーロストを減らす方法

湖で一定のロストを完全に避けるのは難しい。それでも、根掛かりした場所から地形を覚え、同じ失敗を繰り返さないことはできる。

毎キャスト地形を把握する

初めて入る場所では、毎キャストしっかりカウントダウンし、おおまかな水深を把握する。周囲より着底までのカウントが急に短くなる場所は、馬の背状の張り出しや地形変化がある可能性がある。チャンスが増える反面、根掛かりもしやすい場所だ。

また筆者は、硬いものに当たる感触が増えたらブレイクラインに差しかかった可能性を意識する。根掛かりした場所も「危険地帯」として覚えておけば、次のキャストに生かせる。

トラウトルアーを1シーズンで20個以上ロスト? 河川と湖で大きな差が生まれた理由水中の沈み石(提供:TSURINEWSライター・タグチユウタ)

どこまで攻めるかの基準を作る

筆者は「どこまで攻めるか」の基準も決めている。場所によって、例えばフルキャストからボトムバンプ30回前後で回収する、ラインの入水角度が目の前の沈み石に掛かりそうなら回収する、といった具合だ。こうした自分なりの基準を作ることで、攻めすぎによる根掛かりは減らせる。

ロストを振り返り見えてきたこと

河川では工夫によってロストを減らしやすい一方、湖では魚のいる場所を攻める以上、どうしても一定のリスクを負う。

特に初めて入る釣り場では、根掛かりを完全に避けるのは難しい。ルアーは決して安いものではなく、ロストすれば環境への負荷にもなる。失敗した場所や原因を覚え、次のキャストで同じことを繰り返さない。その積み重ねが、ロストを減らす一番の近道なのだと思う。

<タグチユウタ/TSURINEWSライター>

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