春本番を迎えて寒グレシーズンも終盤に近づいているが、三重・九鬼エリアでは水温さえ安定していれば30㎝クラスの口太グレや、時折40㎝を超える良型グレも姿を見せているようだ。そこで、少しサクラのつぼみがふくらみはじめた3月24日、 釣友の大東さん、金子さんと3人で九鬼の磯へフカセ釣りへ出かけた。

最終釣果は37cm含む11匹

最終的に私は30~37cmのグレを11匹キープ。当日は捕食のタナでまきエサとさしエサの同調ができると、高確率でグレのアタリが出る状況で、アタリも明確に出ることが多かった。大型グレの姿は見ることができなかったが、全員に釣果もあり小春日和の磯を楽しむことができた。
寒グレシーズンは終盤だが、九鬼エリアはグレの魚影が濃いので、年中狙うことができる。
潮により尾長グレの回遊もあるので、今後も期待できるだろう。ただ南のウネリに弱いエリアなので前日には出船確認をし、パワフルなグレの引きを味わいに出掛けてみてはいかがだろう。
<谷脇英二郎/TSURINEWS・WEBライター>
黒潮マリンクラブ