観測史上最長の37日連続で雨を記録した東京。千葉では災害級の大雨になったのも記憶に新しい。特に今年は雨の振り方が異常だ。こうなると、川の水の色は茶色の日が多くなり、さすがに釣れないのでは?と思ってしまわないだろうか。しかし、実際はそんなことはなく、むしろ、シーバスが釣れるチャンスさえ生まれることもある。では、そんな激濁りがどうして釣れるのか、筆者の成功例を元に紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
激濁りでシーバスが釣れる理由
それではさっそく、透明度がゼロに近い水色でなぜ釣れるのかを書いていこう。もちろん、ここに上げた他にも理由はあると思うが、あくまでも筆者の釣れた体験を基にした独自の考察である。
この色でも十分釣れる(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)警戒心が薄れる
これは常に釣り人が入っているような、いわゆる「スレた」ポイントで効果がある。普段ルアーを見慣れていて釣れないような場所でも、こういったイレギュラーな状況ならば濁りは味方になってくれる。
濁りこそチャンス(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)水の色が魚の視界を遮り、シルエット重視でルアーを見るようになる。つまり、いつもより警戒心が薄れて騙しやすくなるのだ。
風も濁りを呼ぶ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)色を絞りやすい
これは、釣れると言うより釣りやすい理由になる。水が濁ればルアーの色をある程度絞りやすく、”アタリ”のカラーを見つければ数釣りも可能だ。ちなみに、濁りに強いと言えばチャート色だ。
それから個人的には、派手なピンクもおすすめだ。いずれにしてもど派手なカラーと覚えておけば、少なくともルアーの色で迷うことはない。
目立つ色がおすすめ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)ベイトの活性が上がる
あまりにも多い雨は例外だが、通常は雨後の濁りが入るとベイトの活性も上がる。これは、雨で酸素濃度が上がり、強い流れが発生したり、夏場などは適度に水温が下がるからだ。しかし、秋や冬など水温が下がり過ぎるとベイトは沈んでしまったり、最悪いなくなってしまう。こうなると、少し釣るのが難しくなる。
濁りのベイトは重要(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)水の色で判断しない
雨後は何となく釣れるとわかっていても、水の色を見た時に、カフェオレをさらに濃くしたような色だと釣れる気も失せてしまう。
豪雨の被害は終わらず(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)だが、水の色だけで釣れる釣れないを判断してしまうのは非常にもったいない。
水の色で判断しない(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)むしろ、魚の警戒心が薄れ、特定のカラーのルアーを使いやすく、そこにベイトが大量にいたら、それはもう、年に数回の大チャンスだと思うべきだ。勇気を出してルアーを投げてみる価値は十分にある。逆に透明度がかなり高い場合でも同じだ。
濁りが薄い場合、意外にも昼間の方が良く、橋脚下の暗がりを狙うにはもってこいだ。このように、どんな水色でも全く釣れないということはない。なので、水の色で状況を判断せず、「どうやって釣るか」これを考える方が思わぬ釣果にめぐり合えるきっかけとなるはずだ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>



