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南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】

海のルアー、ソルトウォーターフィッシングで最も人気が高いカテゴリーが、エギングと並ぶライトソルトゲームだ。アジングやメバリングがその代表だが、秋ならではのライトソルトゲームがメッキをはじめとする南方系の五目釣りだ。熊野灘に面した三重県・志摩~熊野のエリアは、非常にターゲット豊富。特に近年は温暖化の影響か、今まで見たことがないような魚も顔を見せるようになった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

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ショア ソルトルアー

ターゲット

この時期に熊野灘沿岸で狙えるターゲットは、まずメッキ。黒潮に乗ってやってくるヒラアジの仲間だ。GTで知られるロウニンアジ、ギンガメアジ、カスミアジの幼魚がそうだが、これらを総称してメッキと呼ぶ。

親譲りの激しいバイトやスピード感あふれるファイトが魅力で、トップウォーターに躍り出るバイトシーンは、一度経験すればやみつき必至。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】ギンガメアジ(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

そしてメッキと並ぶ秋を代表するターゲットがカマス。南で釣れるカマスはアカカマスと呼ばれる種類で、最もおいしいとされている。他に同じカマスでもダイバーに恐れられているオニカマス、バラクーダも増えているようだ。

そしてハタ類。オオモンハタやメインとなり、アカハタやキジハタ、アオハタなどが狙える。ただ前述の通り温暖化の影響で、南方系のハタも増えている。チャイロマルハタやヤミハタ、ユカタハタなどがそうだ。

これに最近よく顔を見せるのが、ニセクロホシフエダイ、コトヒキ、クロダイ、キビレ、ヒラスズキなどもこの時期のライトソルトのターゲットとなる。何がヒットするか分からないのも、この釣りの魅力といえよう。

南伊勢のフィールドへ

10月2日、釣友と向かったのは、三重県・南伊勢町。複雑なリアス式海岸が続く全天候型のフィールドだ。この日は当日午前中に所用があり、現地に到着したのは午後1時を回っていた。

今回のメインターゲットはメッキ。これにカマスや小型青物、ハタが出れば……といった感じだ。まず選んだのは五ケ所湾の最奥にある五ケ所浦だ。数年前からメッキの定番ポイントであり、マヅメを狙えばかなりの確率で反応を得られるはず。

タックル

当日用意したタックルは2セット。1本はダイワプレッソイプリミというエリアトラウトロッド。エリア用にありがちなウルトラライトスローテーパーではなく、シャキッと張りがありキビキビとルアーを動かすには最適なロッドだ。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】ロッドの流用が可能(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

もう1本はシマノソアレBBというアジングロッド。このシリーズの中で最も硬いが、ソリッドティップ搭載なので食い込みを妨げない。

この釣りでは、ライトソルト専用のロッドがベストだが、さまざまなジャンルのロッドの流用が効く。バスロッドのULクラスや渓流ミノーイング用のロッドなど。長さの基準は6f台後半~7f台前半といったところだろう。

リールはどちらも2000番のハイギア。ラインはPEライン0.3号にリーダーはフロロカーボンライン5lb。シオなどの青物も視野に入れるなら、もうワンランク太くしてもいいかもしれない。

ルアー

使うルアーだが、狙う魚によって表層から底付近まで幅広く狙う必要がある。そのため、用意するルアーは多種に渡る。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】トップウォータープラグ(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

まずトップウォータープラグ。フローティングタイプのペンシルにポッパー。大きさは4~7cm が基準となる。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】シンキングミノー(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

次にシンキングミノー。遠投ができるヘビーウェイトのものもあると良い。こちらも4~6cm ぐらいがメインとなる。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】メタルジグ(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

そして全層探れるメタルジグ。重さは3~10g。他にメタルジグと同じく全層対応の鉄板バイブレーション。意外に出番が多く、非常に使い勝手が良い。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】鉄板バイブ(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

日中のメッキは不発

最初に入った五ケ所浦のメッキだが、結論から言うと日中は不発。トップウォータープラグを投げ倒したが、何度かバイトはあったものの、ハリに乗せきれなかった。

時間的なものかやや低い潮位のせいか分からないが、粘っても仕方ないと30分ほどで移動を決断。少し離れた突堤へ向かった。

カサゴ連発にカマスも

狙いは敷石に着いているハタ類や根魚、うまくいけばカマスや回遊魚も……と思ったが、最初に顔を見せてくれたのはかわいいカサゴ。風が強かったので、7gのネコメタルをフルキャストし着底からのひとシャクリで食ってきた。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】カサゴヒット(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

オオモンハタなら鉄板ポイントなんだけどなぁと思いながらキャストを続けるが、次にヒットしたのもサイズアップしたカサゴ。オオモンハタはどこへ……とあちこち投げまくるが、ヒットするのはカサゴに小ダイのみ。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】小ダイも登場(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

仕方なくここで鉄板バイブに変更。こちらも強風なので、ジャクソン鉄PANバイブの7gを使った。ボトムから中層を意識してジャーキングで誘ってくると、手前でひったくるように食ってきたのは、お目当てのひとつ、カマスだ。しかもアカカマス。こちらでアラハダと呼ばれているおいしいカマスだ。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】カマスゲット(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

だがその後は、手前でヒラセイゴがジャンプしてハリを外していき、アカヤガラっぽい細長い魚を抜き上げでポロリ。どうもリズムが悪い。そもそも固いはずのオオモンハタが全く姿を見せないのだ。

夕マヅメはメッキ一本勝負

時計を見ると、午後5時近くなっている。夕マヅメが近い。この時間帯を外すわけにはいかないと、日中は反応がなかったポイントへ再度入り直すことにした。

潮はいい感じに上がってきており、いかにも釣れそうな雰囲気を醸し出している。ここはもうトップウォーター一択だ。ペンシルべイトのティムコのレッドッペパーナノをセットしフルキャスト。追い風に乗って気持ちよく飛んでいく。

強風時はキャスト後のラインメンディングが大事。着水したら、ロッドを下げてラインを水面にべったり寝かせて風にあおられないようにする。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】水面炸裂(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

スラックを取ったら小刻みにドッグウォークで誘っていくと、ほどなく後ろの水面が盛り上がりゴボッとバイト。気持ち良すぎる……。キャッチしたのは20cm あるなしのギンガメアジ。待望の1匹だ。

さらにその後もバイトが頻発。だがどうにも乗りが悪い。1回出てもおい食いしてこないのだ。前日に降った雨で濁りが入っているのが原因なのか……。

それでもとにかく投げれば高確率でバイトが出るので、めちゃくちゃ楽しい。途中でセイゴもヒット。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】セイゴもヒット(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

反応が渋くなって少し移動すると、細長い魚が真下からロケットのように突き上げてきた。バラクーダか?と思ったが、次のキャストで派手に飛び出してきてフッキングしたのは、日中にもヒットしたアカカマスだった。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】アカカマス手中(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

群れがたまっていたようで次々にバイトしてくるが、水面から垂直に飛び出してくる。まるで駆逐艦から発射されるミサイルみたいだ。カマスってこんな刺激的なバイトなのね……。

夜はエギングのつもりが……

真っ暗になったところでいったん終了。さて次はナイトゲームだ。実は午前中、アオリイカが好調との情報を聞きつけていた。しかも1人で20匹以上というから尋常ではない。当初はアジングのつもりだったけど、そんな好調ならエギングに変更!ということで相賀浦へ。

エギングをやるつもりはなかったので、タックルはそのままだ。タックルケースに3個だけ入っていた2.5号のエギをセットして堤防に立ったが、夕方にはやんでいた風がさらに勢いを増して強くなっている。

エギをキャストしても着底すら分からない。これはとても無理……ということで常夜灯下に移動して、アジングに切り替えることにした。ロッドはそのままだが、リールはエステルライン0.3号を巻いた2000番に変更。リーダーはフロロカーボンライン3lbだ。

まさかの入れ食い

1.5gのジグヘッドに、2.5ⅰnchのストレートワームをセットしフルキャスト。だがこちらも強風でルアーがどのレンジにいるのか、全く分からない。本命ポイントの紀伊長島へ行った方が良かったかな……と思い始めた時、グイとティップが押さえ込まれた。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】予想外の高活性(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

ギュンギュン走り回って取り込んだのは、狙い通りのアジ。しかも20cm 近い。紀伊長島で釣れるアジより、明らかにサイズがいい。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】まさかの入れ食い(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

しかもその後からワンキャストワンヒット状態に突入。サイズもそろっている。エギング情報で来てみれば、新しいアジポイント発見だ。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】予想外の高活性(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

だが、潮の流れが変わった途端、反応が激減。ネンブツダイにカマスが食ってくるようになった。なんとか3匹を追加してツ抜けは達成の12匹。1時間ちょいのアジングでは、十分な釣果といえるだろう。

ハタはいずこ……

結局当日はギンガメアジ、カサゴ、セイゴ、小ダイ、アカカマス、アジ、ネンブツダイの7目釣り。それにしてもオオモンハタはどこにいったのか……。推測だが、黒潮大蛇行が収束して、南方系のハタは少なくなっているのかもしれない。陸っぱりの範囲ではそんなに影響はないかなと思っていたのだが……。

南伊勢のライトソルトゲームで7魚種キャッチ! メッキ・カマス・アジをルアーで攻略【三重】ネンブツダイもヒット(提供:週刊つりニュース中部版・杉山陽祐)

いずれにしてもメインのメッキは健在。今年もエキサイティングなバイトシーンを見せてくれた。秋のライトソルトゲームは、今からが本番。これからはシオやイナダなどの小型青物の回遊もあるだろう。11月いっぱいまで楽しめるので、ぜひ皆さんも南伊勢で手軽なライトゲームを楽しんでいただきたい。

<週刊つりニュース中部版・杉山陽祐/TSURINEWS編>

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