沖縄県の伊是名島で、100均のタコベイトとオモリを組み合わせたシンプルな仕掛けで根魚釣りに挑戦。珊瑚礁エリアを攻め、クーラーボックスを満たす釣果に恵まれた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉浦永)
100均仕掛けで根魚が釣れる?
今回使用したのは、針金と中通しオモリ20号、そして100均で購入したタコベイトを組み合わせたシンプルな仕掛けだ。
100均で用意(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)釣り方
仕掛け自体は非常にシンプルで、オモリの下にタコベイトをセット。これを底付近まで沈めて動かし、根魚を誘っていく。
シンプルな仕掛け(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)伊是名島の珊瑚礁エリアで根魚を狙う
伊是名島のような根の多い場所では、どうしても根掛かりのリスクがある。しかし、安価な仕掛けならロストをそれほど気にせず、根周りを積極的に攻められるのが大きなメリットだ。
珊瑚礁エリアを攻める(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)今回狙ったのは、水深15m前後に広がる珊瑚礁エリア。根魚を狙うには好条件だが、仕掛けが珊瑚や岩の隙間に入り込めば根掛かりしてしまう。そのため、重要になるのが底取りだ。仕掛けがボトムに着いたことを感じたら、そのまま底に置いておくのではなく、すぐに巻き上げて仕掛けを浮かせる。これを意識するだけでも、根掛かりを避けやすくなる。
伊是名島ロックゲームのタックル
ロッドはメガバス「ヴァルキリーワールドエクスペディション76M-4」、リールはツインパワー6000を使用。ラインはPEライン2号、リーダーは10号とした。
強めのセッティング(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)珊瑚礁周りでは、ヒットした魚を根に潜らせないことも重要。そのため、根魚を掛けてから主導権を取れるよう、強めのセッティングで挑んだ。
当日の状況
釣行日は9月14日。天候は晴れで、風速は3mほどだった。風もそれほど強くなく、比較的釣りやすいコンディション。ただし、沖縄は直射日光が強いため、釣りに集中するためにも日焼けや暑さへの対策は欠かせない。
釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)伊是名島ロックゲームの基本の釣り方
伊是名島ロックゲームの基本の釣り方は、仕掛けをサミングしながらフォールさせて着底したらすぐに糸ふけを取る。そこから3回ほどしゃくり、カーブフォールで再び仕掛けを落としていくというもの。
ジギングサビキで多点掛けを狙うことも(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)船下でリフトアンドフォールも有効
根掛かりが気になる場合は、船下にバーチカルで仕掛けを落とし、チョンチョンとリフトアンドフォールで誘う方法も効果的だ。
根掛かりリスク回避術
仕掛けをボトムから1m以上浮かせておくことで、珊瑚や岩の隙間に入り込むリスクを抑えられる。なお、キャストする場合は、船の流れや潮の向きも確認。流される方向にオモリのキャストしていき、トレースするコースを調整していく。
ラインのマーカーを底取りに活用
今回使用したラインは、サンライン「ディープライン×8」。このラインにはマーカーが入っているため、仕掛けがどのくらい沈んでいるのかを把握しやすい。
ディープライン×8(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)着底タイミングの予測が可能
水深15m前後のポイントでも、マーカーを目安にしながら仕掛けが着底するタイミングを予測。着底直前を意識することで、底に着いてから慌てて回収するのではなく、スムーズに次のアクションへ移れる。
対根魚の強度も十分
また、根魚狙いで必要となる強度もあり、根周りで魚を掛けた際にも安心してやり取りできる。
8本編みの滑らかな使用感
そして、なにより8本編みならではの滑らかな使用感があり、キャストもしやすく、飛距離もでる。珊瑚礁エリアを広く探るうえでも使いやすいラインだと感じた。
前半戦はポイントを見極めて魚を探す
釣り開始後は、珊瑚礁の地形や潮の流れを確認しながらポイントを選んでいった。伊是名島の海は透明度が高く、15mほどのポイントは日が刺せば根があるポイントは黒くなっているのですぐに目視で確認できる。
根魚キャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)根掛かりに注意しながらボトム付近を丁寧にトレースし、魚から反応が出るレンジや地形を探していく。同じ水深でも、珊瑚礁の形状や船の流れによって仕掛けの通り方は変わる。反応がなければトレースするコースを変えるなど、魚が着いていそうな場所を探りながら釣りを続けた。
後半はポイント変更でアカハタを狙う
後半はポイントを変更して、さらに根魚を狙うことにした。すると、狙い通りアカハタなどの根魚がヒット。シンプルなオモリとタコベイトの仕掛けでも、珊瑚礁の根周りを丁寧に探ることで魚を引き出すことができた。
アカハタ手中(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)トップウォーターではGTが登場!
ちなみに、同行した友人はトップウォータープラグを投げ続け、GTもキャッチ。
トップゲームでGT登場(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)私はボトム付近を、友人は水面をと、それぞれ異なる釣り方で伊是名島の魚を楽しむことができた。
最終釣果はクーラーボックス満タン!
その後も根魚を追加していき、最終的にはクーラーボックスが満タンになるほどの釣果に恵まれた。
クーラー満タン(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)安価でシンプルな仕掛けの有効性
今回の釣行で改めて感じたのは、「安価でシンプルな仕掛けだからこそ根掛かりを恐れず攻められる」ということ。珊瑚礁エリアでは根掛かりを完全になくすことは難しいが、仕掛けを着底させたらすぐに浮かせるなど、操作を意識することでリスクを抑えながら根魚を狙うことができた。
また、シンプルなオモリ形のルアーなのでフォールも早い。そのため、着底もわかりやすく、ヒラヒラと落ちるルアーよりもこれも根掛かりを回避し易いと感じた。
「ディープライン×8」と珊瑚礁帯の釣りの相性
今回の釣りでサンライン「ディープライン×8」を使って感じたのは、珊瑚礁エリアとの相性の良さだ。
着底を予測できる
まず、ラインのマーカーによって仕掛けが着底するタイミングを把握しやすい。根掛かりしやすい場所では、底に着いてからの対応よりも、「そろそろ着底する」と事前に分かることが大きなメリットになる。
8本編みだからキャスト時に有利
また、8本編みの滑らかなラインなのでキャスト時の抵抗も少なく、仕掛けを広範囲へ送り込みやすい。船の流れや潮の向きに合わせてキャストする今回の釣りでは、この使いやすさもメリットに感じた。
根掛かり対策にも有効
珊瑚礁のように根掛かりのリスクがあるエリアでは、「どこまで沈んでいるか」を把握しながら広範囲を探れるとが釣りのテンポにもつながる。今回の根魚釣りでは、ディープライン×8のこうした特徴を実感できた釣行となった。
<杉浦永/TSURINEWSライター>

