京急大津のいなの丸から、テンヤタチウオに挑戦してきた。実は1ヶ月前にも行っているのだが、その時は全く手が合わず2本で終了。そのリベンジも兼ねてのテンヤ挑戦だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター灰野広武)
感度重視の細いPEライン
この日使用したラインは、サンライン「ディープワンX8」1.0号」。船宿によってはテンヤの号数指定時に、PE2号なら50号、1.5号以下なら40号と、糸の太さで号数を決める場合もある。細糸であれば1つ軽いテンヤを使用でき、戦略的にも体力的にも有利となる。
ディープワンX8(提供:TSURINEWSライター灰野広武)大型を想定し1.5号を使う場面が多いが、より細い方が感度が良く、また潮の抵抗も受けにくくてテンヤの操作がしやすい。ということで今回はあえて細い1.0号を選択。細くても視認性が良いこの糸を試してみた。
使用したベイトリール(提供:TSURINEWSライター灰野広武)リーダー
リーダーは8号を3m。さらにタチウオの鋭い歯に耐えられるよう、先端に14号を30cmほど入れる。
テンヤ
テンヤのカラーはゴールド系中心で、反応が悪ければグロー系、チャート系も使用。エサについては小さめが良い場合もあるとのことで、細身に加工して装着するパターンも試してみる。
エサをつけたテンヤ(提供:TSURINEWSライター灰野広武)アワセが決まらず苦戦
まずは出船後すぐのポイントで開始。指示ダナまで仕掛けを下ろすと、すぐに反応がありヒット。ところが掛かりが甘かったか、取り込み時にバレてしまった。続いては巻き上げながらタタキを入れていると違和感があり、再びヒット。だが今度は巻き上げ中にバラシ。どうもアワセがうまく決まっていないようだ。
遅アワセでタチウオ手中
隣の方は順調に釣っているので聞いてみると、今日は食いが浅いのでしっかり引き込まれてからアワセを入れているとのこと。そこで次のアタリはしっかり食い込むまで誘い続けてみると、小さいながらようやく1尾目をゲットできた。
タイミングはその時の状況によって大きく変わるので、釣れている人に聞くのがやはり一番だ。
釣れている人が参考になる(提供:TSURINEWSライター灰野広武)ただ巻きで良型タチウオヒット
とはいえ簡単に釣れてくれる状況ではなく、その後もアタリの割にヒットが出せず苦戦。そのうちアタリも無くなってきたので、誘いを入れずゆっくり一定速度で巻き上げてみた。
すると指示ダナの上限あたりで、引き込まれる形でヒット。今度は良型のタチウオだ。次も同じパターンでヒット。渋いからと必死にタタキを入れることもあったが、必ずしも動かすことが正解ではないようだ。
シルバー系カラーでタチウオ追加
後半は大型の出やすい猿島沖に移動。ここで隣の方から「この濁り方なら、シルバー系を持っているなら良いかも」との助言。ものは試しと使ってみると、すぐに良型のタチウオがヒット。
カラーの効果ついては正直半信半疑ではあるが、気持ちの切り替えにもなるし、実際に状況が変わったりもするので複数揃えておいて損はないのかもしれない。その後も良型を追加して終了。船中では130cmの超大型も上がっており、今後も期待できそうだ。
サンライン「ディープワンX8」
今回使用したサンライン「ディープワンX8」1.0号だが、結論から言うとチョイスは大正解だった。船でのタチウオ釣りは、魚がヒットしたらある程度強引にやり取りを行う。隣の釣り人とオマツリすると、タチウオの鋭い歯でラインを切ってしまうことがあるからだ。
今回釣れた中で最大の110cmタチウオも、電動リールでグリグリと巻いたがラインの強度に全く問題なかった。例え、更に大きなサイズがヒットしても、「ディープワンX8」1.0号の最大強度は9.5kgとリールのドラグ設定(タチウオ釣りにおける)よりも遥かに強いので、おそらく心配いらないだろう。
テンヤタチウオ釣りに最適
幽霊魚と称されるほど泳ぐ水深がコロコロ変わるタチウオ。当然狙うには正確なタナ取りが重要だ。「ディープワンX8」1.0号は1m毎のマーカーの視認性が良く、迷わずタナを探ることができた。
また、どうしてもオマツリでの高切れリスクが高いテンヤタチウオ釣りにおいて、8本編みPEラインの中では手頃な価格設定なのもとても嬉しいポイントだ。
サイズ狙いならテンヤがオススメ
東京湾の夏タチウオといえば小型が数釣れるイメージだったが、今年はいわゆるドラゴンサイズも多く混じる。特にテンヤは大型を釣りやすい釣り方。東京湾で主流の天秤やジギングに比べると数は出しにくいが、サイズ狙いならテンヤがおすすめ。
今回の釣果(提供:TSURINEWSライター灰野広武)ちなみにこの日はもう夏本番。昼過ぎには終わるショート船だったが、飲み物は3L消費。余るくらい持って行った方が良い。暑さが心配な人は、今回のようなショート船や午前船で楽しむのが良さそうだ。
<灰野広武/TSURINEWSライター>


