相模川は大アユが釣れる
相模川は、年によっては1000万尾を超える天然ソ上の多い河川。また、成長の早い河川としても知られ、お盆以降の大アユにも期待ができる。今年の天然ソ上は少なめで、5月20日時点で約56万尾と想定されているが、漁協は分散放流をしており、魚影に関しては申し分ない。
釣り場としては、ダム下の小倉・上大島地区、競技エリアの田名地区、その中間に位置する葉山島地区に区分できる。上大島は解禁初期から型がよく、高田橋を中心とする田名地区は、数狙いの釣り場として知られる。
葉山島地区でアユトモ釣り
当日に訪れたのは葉山島地区。ここは、私が相模川で唯一尺アユを釣り上げた釣り場で縁起がいい。エン堤下から深瀬が続き、右岸の瀬、左岸のトロに分流して、小沢頭首工上の大トロへと流れ込んでいる。また、エン堤上は浅瀬が続き、水量のある時には大釣りの可能性もある。
まずは、前日に大勢が入川しても探りきれないと思われるエン堤下の深瀬に入る。入れ掛かりとはいかなくても、前日の釣り残しがあると考えての選択だ。
葉山島地区の流れ(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)良型アユがヒット
養殖オトリに鼻カンを通して、足元からそっと送り出す。不慣れな立て竿の泳がせ釣りを開始すると、オトリが5mほど沖へ出た時に目印が飛んだ。タモに収まったのは、20cmの良型。天然ソ上の少ない年はチビアユが掛からず、良型が釣れるのがいい。開始15分で3尾とまずまずのスタート。
しかし、人気釣り場だけあって、長続きはしない。その後は、徐々に釣り下りながらオトリを入れる場所を変えて探っていく。じっくりと探っていくが、反応がないまま1時間が経過。その場を諦めて、下流にある瀬へ移動する。
下流の瀬へ移動
先行者がいなくなったあとなので期待はしていなかったが、ポツポツと掛かる。前のヘチ、瀬脇、流心とこまかくオトリを引いていく。すると、サイズは16~20cmとまちまちだが、ポツポツと反応があり、反応のあった場所で止めて待つと掛かってくる。
また、瀬では穂持ちが曲がる程度にラインを張って釣りをするので、アタリが明確で目印が飛ぶのもいい。アタリが遠のいたあとは、チャラ瀬、トロ、深瀬と渡り歩きながら拾い釣り。どこも竿が入っており、入れ掛かりとはいかなかったが、釣り残しをポツポツ拾って、16時過ぎに納竿。
今回の釣果と今後の見通し
釣果は14.5~22.5cmを29尾。大半が18~20cmと良型が揃ったが、天然ソ上河川なので15cm以下のチビアユも2尾交じった。
アユ29尾の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)天然ソ上が多い年はチビアユばかりでオトリが回らない状況もあるが、今年はオトリに困るようなことはない。すでに23~24cmも交じり始めているようなので、25cm超級が顔を出すのも時間の問題だ。
そして、9月中旬には27~28cmの大アユが掛かり始め、10月に入ると尺アユが出るかもしれない。大アユを狙うなら、ダム下の小倉〜上大島地区がいいだろう。現時点では、釣りごろ、食べごろサイズが数釣れている状況。大釣りできる状況ではないが、今後台風などで水が出てアユが動けば大釣りもあり得る。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
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