高級根魚として人気のマハタを狙い、6月中旬に千葉県鋸南町・勝山港の萬栄丸へ友人たちとの「釣り女子会」で出かけた。釣り物は洲崎沖の根魚五目釣り。活きイワシを使った泳がせ釣りでマハタやイシナギを狙うが、当日はサバの猛攻に苦戦。それでも最後には本命マハタをキャッチできた模様をレポート。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・二上あや)
目次
友人との釣り女子会で勝山港へ
6月中旬、友人たちとの釣り女子会で千葉県鋸南町の勝山港へ向かった。勝山港は館山自動車道・鋸南富山ICから車で約5分とアクセス抜群。都心部からも比較的近く、日帰り釣行にも人気のエリアだ。
萬栄丸に乗船
今回お世話になったのは勝山港の人気船宿・萬栄丸。週末はもちろん平日でも多くの釣り人で賑わう船宿だが、この日は平日だったこともあり早めに到着。船の近くへ駐車することができた。
釣り座を確保(提供:TSURINEWSライター・二上あや)萬栄丸ではペットボトルのキャップを取って釣り座を確保するスタイル。釣り座を押さえた後に乗船名簿を記入し受付を済ませる。支払いは現金だけでなくPayPayにも対応しており、キャッシュレス派にはうれしいポイントだ。
萬栄丸(提供:TSURINEWSライター・二上あや)釣り談義をしながら準備を進めていると、あっという間に出船時間となった。
洲崎沖の根魚ポイントへ
午前5時過ぎに出船。この日は洲崎沖の根魚ポイントを目指す。航程はおよそ1時間ほど。朝の海風が心地よく、友人たちと談笑しながら過ごしているうちにポイントへ到着した。
釣り座の様子(提供:TSURINEWSライター・二上あや)到着後、船宿から配られたのは7~8cmほどの活きたカタクチイワシ。泳がせ釣りのエサとしては少し小ぶりだが、その分ベイトを捕食しているフィッシュイーターたちには魅力的なサイズだ。
イシナギとマハタが狙える好ポイント
ポイントの水深は80~90m。ここでは大型魚イシナギとマハタを同時に狙える。それぞれ仕掛けや狙うタナは異なるが、同じポイントで両方を狙えるのが面白いところ。私は終日マハタ一本勝負を選択した。
エサのイワシ(提供:TSURINEWSライター・二上あや)当日のタックル
ロッド:alphatackle SHIBUKI F221
リール:D社500番クラス電動リール
PEライン:3号
仕掛け:幹糸12号の自作仕掛けと、市販のヒラメ仕掛け(幹糸8号)を状況に応じて使い分け
活きイワシの付け方
配られたカタクチイワシは小型だったため、上顎だけに針を掛けると口が開いて弱りやすい。そこで下顎から上顎へ抜く形でハリ掛けし、できるだけ元気に泳がせられるよう工夫した。
ハリ付け(提供:TSURINEWSライター・二上あや)本命からの反応は遠い
船長によると、マハタの狙いダナは海底から3m前後とのこと。まずは底から2mで待ち、徐々に3m、4m、5mと探っていく。しかし期待した反応はなかなか得られない。時折穂先に小さなアタリが出るものの針掛かりしない。
カサゴがいたずらしているかも(提供:TSURINEWSライター・二上あや)周囲ではヒメや小型カサゴが顔を見せており、どうやら小魚たちにつつかれているようだ。そこで高めのタナを見切り、根掛かりしない程度に底を切ってボトム中心の攻めへ変更した。
ハチビキがヒット
しばらくすると穂先に明確な変化が現れた。慌てて合わせず、少し送り込んで十分に食わせてからフッキング。すると竿が大きく絞り込まれた。すかさず電動リールのスイッチをオン。巻き上げ途中にはググッと力強い引き込みが伝わってくる。
MPGロッドが真価を発揮
使用していたのはアルファタックルの「SHIBUKI F221」。MPG(マグナムパワーグラス)素材特有のしなやかさが魚の引きを受け止め、余裕を持ったやり取りを可能にしてくれる。90m級の水深からの巻き上げでも安心感があり、まさに懐の深いロッドだと改めて感じた。
ハチビキ登場(提供:TSURINEWSライター・二上あや)期待を膨らませながら巻き上げてくると、海面に現れたのは鮮やかな赤色の魚体。上がってきたのはハチビキだった。本命ではなかったものの、強い引きで楽しませてくれた一尾となった。
強いヒキを楽しんだ(提供:TSURINEWSライター・二上あや)サバの猛攻に苦戦
その後はサバの群れが回遊。仕掛けを落としている途中で捕まってしまい、なかなか本命のタナまで届かない。ようやく着底できても再びサバ。アタリを捉えてもハチビキ。魚からの反応はあるものの、狙いのマハタになかなかたどり着けない。
ハチビキヒット(提供:TSURINEWSライター・二上あや)そんな中、船中で良型マハタが浮上。歓声が上がるのを横目に、「次は自分の番であってほしい」と期待が高まる。
待望の本命マハタをキャッチ
アタリは続く。しかしボトムべったりでは反応が薄い。「少しタナを上げた方がいいのだろうか?」そう考えながら誘い方を微調整していく。すると再び魚信。
ハチビキと同じヒットレンジだったため半信半疑だったが、慎重に巻き上げてくる。海面に姿を見せた魚を見た瞬間、思わず笑みがこぼれた。待望の本命マハタだった。
待望の本命(提供:TSURINEWSライター・二上あや)サイズこそ控えめだったものの、この日ずっと狙い続けたターゲット。苦戦が続いた後だけに喜びは格別だった。高級魚として知られるマハタは食味も抜群。釣って楽しく、食べておいしい魅力的な魚だ。
マハタ確保(提供:TSURINEWSライター・二上あや)何が釣れるか分からない面白さ
当日はサバやハチビキに翻弄されながらも、最後には本命マハタを手にすることができた。洲崎沖の根魚五目釣りは、マハタやイシナギを筆頭に、カサゴ類やハチビキなど多彩な魚種との出会いが期待できる。
友人にヒットしたマハタ(提供:TSURINEWSライター・二上あや)次回はサイズアップしたマハタ、そして夢の大型イシナギとの対面を目指して再挑戦したいと思う。
alphatackle「SHIBUKI F221」
alphatackle「SHIBUKI F221」は、「ライトゲームロッド=カーボン」の概念を覆し、100%MPGで構成されたブランクスを搭載した本格派のオールラウンド沖釣りロッドだ。
「SHIBUKI」で釣り上げた(提供:TSURINEWSライター・二上あや)alphatackleが独自で開発した素材であるMPG(マグナムパワーグラス)を採用することで、魚の強烈な引きを吸収しながら主導権を渡さない粘りを発揮する。
マハタ釣りとの相性
実際に洲崎沖のマハタ釣りで「SHIBUKI F221」を使用してみると、同ロッドの特徴である粘り強さが非常に頼もしく感じられた。
マハタ釣りでは、生きたイワシを違和感なく泳がせながらアタリを待ち、魚がエサをしっかり咥えてからフッキングへ持ち込むことが重要になる。硬すぎるロッドでは魚に違和感を与えやすいが、「SHIBUKI F221」は穂先がしなやかに追従するため、小さな前アタリやエサ取りの反応も把握しやすかった。
友人に本命ヒット(提供:TSURINEWSライター・二上あや)さらに、底取りの感度もバッチリ。着底を瞬時に感じ取れるので、根掛かりのリスクも最低限に抑えられる。また、この日頻繁にヒットしたハチビキやサバの鋭い引き込みに対しても、ロッド全体が綺麗に曲がり込みながら衝撃を吸収。魚の動きをいなしながら安定してやり取りができた。
特に印象的だったのは巻き上げ時の安心感だ。水深80~90mという深場から魚を浮かせる場面でもロッドがしっかりと仕事をしてくれるため、電動リールとの組み合わせで無理なくファイトを続けられた。
洲崎沖のマハタ釣りには「SHIBUKI F221」と、自信を持って言い切れる相性の良さだ。
<二上あや/TSURINEWSライター>

