季節は春から初夏へと移ろい、気温は一気に上昇。大変暑い季節が目前に迫っている。5月19日、晴天でかなりの暑さとなる中、本流の良型のアマゴを求めて、これからの時期にピッタリなお助けアイテムを着用して兵庫県宍粟市・引原川本流へと釣行した様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
引原川本流で渓流エサ釣り
日の出直後に引原川本流へと到着した著者。川の様子を確認すると、ここ数日雨が降っていない事もあり、かなりの渇水状態だ。かつ、現地周辺の早朝の気温は13度と大変低いが、日中には28度まで上がる予想となっている。正直、かなり厳しい戦いになりそうだと感じた。
近年の揖保川流域
ここ数年の揖保川・引原川水系は、成魚放流・稚魚放流共に行われておらず、秋頃に発眼卵を8万~9万粒放流という年が続いている。近年、魚影の薄さが各方面から叫ばれてはいるが、美しい水景に良型アマゴが潜む「著者の原点」と言える釣り場の為、毎年通い続けている。
川虫採り
まずは何をおいても餌だ。この時期の揖保川流域は川虫が抜群の効果を発揮するので、ヒラタ狙いで採集を行う。ツルツルした流れの当たる大きな岩を狙って採集を開始すると、1時間も経たないうちに大小様々なサイズのヒラタを200匹程度確保することができた。
メインエサのヒラタ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)ダム周辺でアマゴ4匹手中
早朝のポイントに選んだのは引原ダムの周辺だ。水量が多少マシなのではと見込んでやってきたのだが、やはりここもかなりの渇水で、平水より15cm程度水位が低いように感じる。
さらに、真新しい足跡が所々に見受けられ、2~3日以内にこの周辺にアングラーが入ったことを意味していた。それでも、水温は14度あり期待大だ。瀬尻や流心のエグレを丁寧に攻めていく事で、この区画では20cm~22cmまでのアマゴを4匹ゲットした。将来の事を考えて今回はオールリリースだ。
美しい引原川のアマゴ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)気温が急上昇
8時を過ぎた頃から各所に日が当たり始め、気温は急激に上昇していく。岩がゴロゴロする川を遡行していると、一気に汗が噴き出してくる状態だ。9時頃車に戻る頃には汗だくになっていた著者だが、今回、渓流釣りの強い味方になるであろうアイテムを持参しているので紹介させていただきたい。
ICE EDGEシャツを着用!
今回の著者のとっておきは、ICE EDGEコンプレッションシャツだ。
建設現場向けプロアイテム
元々は釣り用ではなく、安全性が求められる建設現場で働く方々のために開発された商品。これは足場が悪い川の中に入る渓流釣りとも相性が良い。かつ接触冷感素材で作られており、これからの時期にピッタリだ。
M~3Lの4サイズ展開(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)体幹・重心が安定
転倒事故防止のためのインナーウェアであるため、体幹となる胸郭・背筋・腹筋周辺を支えてくれるように出来ている。これにより重心が安定するというスグレモノだ。
実際に着用
実際に着用してみると、着心地・肌触りともに大変良く、適度なひんやり感も合って快適だ。体全体、特に肩周辺が軽めのサポーターで保護されているような適度な張りを感じて、実に動きやすい。
著者着用時(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)サイズ感
著者は身長169cm・体重54kg、ウエストは69cm。Mサイズを着用したところ、肩幅・胸郭周辺は少し余裕がある程度でベストフィット。ウエスト周辺にはかなり余裕がある状態だった。サイズ選びの際の参考としてほしい。ただ、ギタリストという職業柄、腕をよく使うせいか、前腕部分のみがパツパツだった。
前腕がパツパツ(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)だが、これはこれで腕をしっかりサポートされている感があり、むしろ心地いい。快適に竿を振れそうだ。
渇水の中、良型登場!
着替えた事により気分はリフレッシュ。夕飯のおかずに山菜を取り、水分と塩分タブレットを補給し、10時前に再度川へと降りる。次のポイントとして、原集落周辺から入渓してみた。
瀬のエグレにいる!
川の様子を確認するとここも-20cm以上の渇水で、川幅が大変狭くなってしまっている。
超渇水状態(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)それでも、瀬の少し深くなっているエグレを中心に2号のオモリで丁寧に流してみると、22cmのアマゴが立て続けにヒット。この区画では計6匹を追加し、ツ抜けを達成した。
遂にツ抜け!(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)グッドサイズが登場!
さらに次に入渓した区画では、大岩のすぐ近くを流れる水深30cm程のエグレで目印が消し込み、24cmが登場した。
良型登場!(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)この調子なら実績のある流れ込みで良型が……と期待したのだが、何故かアタリが出ない。こういった状況では他の場所にいる可能性が高いので、より水深のある場所へと移動してみた。
さらにサイズアップ!
比較的水深がある絞り込みをB号でじっくり攻めてみると、目印がスっと動くアタリ! アワセを入れると、強烈な感触と共に良型のアマゴが一気に水面へと浮上した。
だがすぐに水中へと潜り、川の中を縦横無尽に走り回る。掛けた場所が良かったので、存分に引き味を楽しんでから丁寧にタモでキャッチしたのは、27cmの良型だった。この後さらに21cmのアマゴを追加。今回は24cmと27cmだけキープとし、13時前に納竿とした。
当日の最長寸27cm(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)ICE EDGEは夏の定番に!
今回着用したICE EDGEコンプレッションTシャツだが、渓流釣りにおけるウェアとして大変優秀に感じた。以下、個人の感想としてお話させていただきたい。
転倒しにくい
渓流釣りは足場が悪い為、よろめく事もしばしば。この時、ICE EDGEコンプレッションTシャツを着用していると、まるでバネで引っ張られるようなサポート感と、体を捻った際に戻ろうとするサポートが働いているように感じ、体を動かすのが大変楽な印象だ。
これは立ったり屈んだりが多い渓流釣りにおいては大変助かるポイントだ。
適度なひんやり感
渓流は気温差が大きいため、今回著者は太陽が出てから着用した。気温13度の早朝では寒いぐらいだったかもしれないが、これは真夏なら大きなメリットと言える。これからの時期は朝イチから着用が良いだろう。さらに生地は速乾なので、汗をかいてもすぐに乾いて快適だ。
色落ちに注意
製品注意書きに「単体で洗う」とあるように、初回洗濯時に色落ちする事を加筆しておきたい。
快適ウェアで満足な釣行に
強烈な渇水のため厳しい釣行になるだろうと考えていたが、最終的な釣果は、27cmまでのアマゴが13匹。うち10匹は18cmを超えていた上、27cmと24cmという納得サイズが出てくれたので、大変満足だ。
最終的な気温は予報通り28度の晴天という大変暑い中での釣行だったが、ICE EDGEコンプレッションTシャツのおかげで、終始快適に釣りが出来た事も要因の一つだろう。今後の揖保川流域の展望だが、やはり雨が降って川の中がリセットされた後が狙い目となる。
どのポイントも丹念に底流れを攻めながらも、テンポよく釣り上がるのが釣果アップへの秘訣だ。良型を狙って、安全第一で釣行してみてほしい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
引原川


