浜辺を照らす陽光は強く、寄せる波にも初夏の力強さが宿る5月26日。シロギスを求めて、三重県四日市市の吉崎海岸へ向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
吉崎海岸で投げキス釣り
吉崎海岸は磯津漁港から楠漁港まで続く広大なサーフエリア。毎年この時期になるとシロギスが接岸し、沖合にはキス狙いの遊漁船も数多く並ぶ。前回釣行では群れの北上状況を確認するため短時間で切り上げたが、接岸は確認済み。今回は本格的な数釣りを狙って実釣に臨んだ。
吉崎海岸(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)潮汐は長潮
当日の潮汐は長潮。午前5時にポイントへ到着すると、海面には北から南へ緩やかな潮流が走っている。
近距離戦を意識
今回は近距離戦を意識し、ちょい投げ主体で展開。オモリは3号を選択し、半径10m圏内を丁寧に探ることにした。
使った仕掛け(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)ズル引きにアタリ到来も……
まずはズル引きで海底変化を確認。するとすぐに「コツコツ」と小さなアタリが連続する。しかし、なかなか針掛かりしない。反応の正体は明らかにシロギスだが、魚体が小さく、針先まで吸い込めていないようだ。
エサを小型化
そこでエサを約2cmにカットし、シルエットを小さく変更。アピール力を抑える代わりに、フッキング率を優先した。すると狙い通り、すぐにロッドへ反応が伝わる。慎重にロッドを立て、根掛かりを避けながら回収。
これは釣れるエサ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)10cmのピンギス登場
上がってきたのは10cmのピンギス。口先をわずかに突き出した愛嬌ある顔つきは、砂底を探る魚らしい特徴を感じさせる。群れの密度は高く、アタリは途切れない。エサのサイズを最小限に調整することで、効率よく掛け数を伸ばしていった。
まずはピンギス(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)オモリを重くする
その後は徐々に波気が強まり、ラインテンションの維持が難しくなる。アタリがぼやけ、ミスバイトも増加。そこでオモリを5号へ変更し、ラインを張れる状態へ修正した。すると沖側で明確なヒット。
今度は前アタリもなく、一気にエサを吸い込む良型特有のパターンだ。ロッドティップを鋭く曲げながら突っ込む引き込みは、シロギス釣りならではの醍醐味。久々の重量感を楽しみながら慎重に寄せた。
14cmシロギスでサイズアップ
姿を見せたのは14cmのシロギス。細かなウロコは滑らかで、指先をすっと滑り落ちるような質感を持つ。サイズとしては中型だが、ピンギス主体のシーズン序盤では十分良型と言える一尾だ。
例年、7月頃には20cm級も交じり始めるため、今後さらにサイズアップが期待できる。その後もアタリは途切れることなく続き、終始キスの数釣りを満喫した。
サイズアップした(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)最終釣果は24匹
最終釣果は24匹。小型主体でフッキング難易度は高かったが、エササイズやオモリ重量を細かく調整することで釣果を伸ばすことができた。群れの密度は濃く、いよいよ本格的なキスシーズンが開幕。
釣果は24匹だった(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)数を狙うだけでなく、状況に応じて工夫を重ねることが釣果差につながる。そんな繊細さこそ、シロギス釣り最大の魅力と言えるだろう。初夏のサーフで、キスとの駆け引きを楽しんでみてほしい。
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<HAZEKING/TSURINEWSライター>
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