昨年の春にハマり、それ以来月1以上のペースで通っているレンタルボートでの沖釣りの様子をお伝えしたい。毎回様々な魚が顔見せするレンタルボート釣りは多くの人にオススメしたいところだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
ハタはアタリ多数!
ハタ狙いが可能で、なおかつ風を受けなさそうな岩礁帯に移動。水深が浅いため5〜6号程度の遊動テンヤにエビを付けてキャストすると、着底して巻き始めた瞬間にヒット!釣れたのはオオモンハタ。ただし30cm未満だったためこれはリリース。
釣り方としてはアタリがあったら、アワセとして一気に巻き上げてアワセる。これは根に潜られるの回避することもできて一石二鳥のアワセ方だ。特に今回の釣り場は根から引き剥がしさえすれば安心な印象を受ける。
魚の密度は濃く、投げるコースを変えるとヒットが続出。時々フグに邪魔されるため、フグが寄ったら小移動を繰り返した結果、小一時間でオオモンハタ、アカハタ、カサゴ、巨大サバフグを2人で15匹ほどキャッチ。型は出ずオールリリースだったものの、毎投アタリがあるペースで存分に楽しめた。
風も弱まったようなので最後にアマダイ狙いで有終の美を目指すことに。
最後の1流しでマダイ登場
最後のポイントは水深30~40mの浅場。ここはシロアマダイの実績場だそうで期待は充分。まずは2人とも定番外道のチャリコからスタート。しっかり魚影もあり期待できそうだ。
次の1投で、錘で底を小突いて誘い上げた瞬間にヒット!今日一番の引きと重量感に期待大!ゆらゆらとピンクの魚影が上がってきて、アマダイかと思いきや、40cmには届かないサイズの良型イトヨリ!
次の1投では回収中に中層でガツンとヒット。ライトタックルならではの小型回遊魚とのやりとりは最高だ。時期的にサバだといいなと思ったが釣れたのはソウダ。食べるも良し、次の釣りの餌にするも良しということでキープ。
タイムアップが迫る中、この流れに続きたい義父は魚探と睨めっこし、「ここしかない!(勘)」と声をあげた場所でラストの流しをスタート。
答えはすぐに出たようで義父にヒット!やりとりの途中で叩くような引きが見えて期待が高まる!浮上したのは35cmほどだが、非常に綺麗なマダイ。無事にネットインし納竿とした。
釣果発表&釣魚料理
私の持ち帰りの釣果はイトヨリが4匹、タマガシラが6匹、ソウダが1匹。リリースはハタ、カサゴが多数にチャリコやフグなど。釣果多数でしっかり楽しむことが出来た。義父も概ね似たような釣果となり満足の釣行となった。
イトヨリは塩焼きとアクアパッツァに。味良し姿良しのイトヨリはこれを本命に釣りにいってもいいくらい美味。
タマガシラは1匹だけ塩焼きにして味見。決して不味くない!が別にこれといって美味しいわけではなくとても普通。身は綺麗で臭みはないので残りは3枚に下ろして血合い骨を抜きトマト煮に。充分食えるが、さらに煮詰めてパスタソースにしたところ大当たり!出汁がしっかり出ており大変美味な料理になった。次にタマガシラを釣ってもこれにしたい。ちなみに、おろした身は非常に綺麗。唐揚げやフライなどにしてもきっと美味いだろう。
レンタルボート釣りは、季節や当日の状況に応じて狙いを自由に変えられるのが魅力だ。2025年もレンタルボートで様々な魚と出会えることに期待したい。
<永井航/TSURINEWSライター>